ビジネスで必ず信用を失う、期限を決めないテキトーな返事

 

理由が理由でしたので、仕方がないか……。

「では、あとどれくらい時間がかかりそうですか?」と聞いてみると「う~ん、なんとも言えません」と渋い返事。

「分かりました。では動きがあればご連絡下さい」

その後、何の連絡もないまま話は流れていきました

それまでの準備、打ち合わせ、プランニングが全てパーとなり、時間の無駄となりました。もしかしたら、他でやっている可能性もありますが。

とまぁ、物事を進める際にはどんな細かいことでも、必ず「期限」をつける。その期限が守られなかった場合どうするのか、ということをきっちりと管理し共有しておかないと、互いに徒労に終ります

自分に決済権がなければ、稟議に上げて決済にどれくらいの時間が必要か、ということを踏まえて相手に対する応対として、最低限いついつまでに返事をする、というように期日を伝えることは出来ます。

多忙を極めていても、スケジュール管理がきちんと出来ていれば、いついつまでには返事が出来そうである、ということが分かるはずなので、相手にその期日をきちんと伝えることは出来ます。

どのような相手であっても、それが相手に対するマナーです。「忙しかったので」や「決済権がないので」は、通じません。

期日を相手に伝えれば、その期日までに検討したり、判断したり、判断を仰いだり、動けるものは動いたり、などと何らかの行動が必ず伴うわけで、「先延ばしにする言い訳が出来ない状況」を自分自身で作ることが出来ます。

しかし、いつまでもテキトーな返事を繰り返していれば、自分自身の行動力や決断力は鈍くなり、相手に対しても「引っ張るだけ引っ張って……」と嫌な思いをさせることになります。

結果、その相手との関係は築いていけません。というか、信頼を損ねることもあります。

何かを頼まれたり、逆に何かを頼んだり、物事を進めていく際には、全てにおいて期限を決めてお互いに共有・管理することです。

いってみれば、当然のことです。

その当然のことが出来る人がやっぱり信頼されるのです。

今日のまとめ

期限の無い返事に良いことは何1つ無い
・期限を決めないことによる弊害(相手への迷惑や自分に対するデメリットなど)を列挙する。
・列挙したものを現実とならないようにするための工夫や管理法などを考えまとめる。

image by: Shutterstock

 

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