使えねぇと言われないために。「家事」が子供のジアタマを鍛える

 

学校の成績以外の点、たとえば生活態度とか振る舞いなどでのいわゆる「アタマが良い」とは、

  • 現状認識ができる

  • 未来予測ができる

このふたつだと言われています。言い換えれば、オツムがトロいと評価される場合には、このふたつのうちのいずれか一方あるいは両方が欠けているということです。両方か…きっついな( ̄∇ ̄)。

これ、コレだけ聞くとなんのことか解らないですよね。もうすこし砕いて言うと

  • 今なにをすべきなのか、何をしているのか
  • これをやると数分後数時間後にどうなるのか

が解るかどうかがアタマの良さだということです。大人にとってはこんなのアタリマエすぎて、逆に解りにくいんですが、それは日々訓練しているからです。小さい子を見ているとそれがよく解ります。たとえば

  • ナイフの刃を持つとどうなるか?

ということが解らずに、手を怪我することは良くあることですよね。これは「ナイフの刃を持つとどうなるのかという未来予測が出来ないからです。

  • 熱い鍋に手を触れて、やけど
  • デコボコ道を走って、転ぶ
  • 重たいモノを持ち上げようとして、落とす

…枚挙にいとまがないほど、実に良くあることです。これらはすべて現在やろうとしていること、やっていることの未来の結果が結びつかない」から起こるのです。

大人はこれをたっっっっくさん訓練してきたので出来るだけなのです。逆に言えば

  • 訓練しないと出来るようにならない

  • 訓練すれば出来るようになる

んです。いわゆる後天的なスキルというヤツですね。まあ、大人にもこれのトロいヤツがいますから、多少元のアタマの良さも関係しているんでしょうけど。

え? 大人にそんなヤツいるのかって? いますよ! 塀の向こうにいる人たちですよ。今コレを盗んだら、後で逮捕されて社会生活が台無しになる…と予測出来ないから、盗んだり、刺したり、盗撮したりしちゃうんでしょ(´~`)「

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