「がんばり表」で目標を持たせる
ほめた後は、「もうすぐ4年生だね。どんな4年生になりたい?」などと、次の年度の「夢」を「おしゃべりしながら」語り合いましょう。勉強でもスポーツでも何でも構いません。夢が出てこないときは「漢字博士を目指してみようか」などと、提案しても良いでしょう。
目当て(目標・夢)が出てきたら、それを実現するために春休みに何をするのか、「ルール」を決めます。「漢字博士になる」という目当てであれば、「毎日5個の漢字を覚える」というルールを掲げるのです。
これを「がんばり表」として、目立つ場所(冷蔵庫やリビング)に貼り出して、できたら○を書き込みましょう。
子どもの持続力=親の励まし力
「がんばり表」を作っても数日経つと飽きてしまうことがあります。そこで大事なことは親がほめ続けること。やっていればほめ、やっていなければやらせてほめます。
そのために非常に有効なのが「見届け表」。これは「がんばり表」の親版で、子どもが決めた「ルール」を親が見届けるためのもの。親が見届ければ○とします。
多くの親は最初の数日間だけ見届けて後は忘れてしまいます。これでは子どものがんばりは続きません。親が毎日の見届けを続けることができれば、子どももがんばり続けることができます。