現状に満足せず新たな手を打ち続ける
ドンキホーテHDは複合ビルの開発にも乗り出します。東京・渋谷に地下1階、地上28階建ての複合ビルを開発すると8月13日に発表しました。旧「ドン・キホーテ渋谷店」の跡地を含む約5,700平方メートルの敷地に建設します。
建設工事は19年1月に着手し、22年4月に竣工予定です。延べ床面積は4万950平方メートルを見込みます。1~3階に店舗、4~10階に事務所、11~28階にホテルが入る予定です。低層部の店舗が「ドン・キホーテ」になるかは未定です。
文化村通りに面した立地で、渋谷で暮らす人や働く人、来街者などに多様なサービスを提供する考えです。東急百貨店本店やH&M渋谷店と通りを挟んで隣接する立地でもあり、周辺地域に新たな賑わいが生まれそうです。
渋谷駅周辺では東京急行電鉄を中心に再開発工事が相次いでおり、ドンキホーテHDは渋谷の街の潜在的な力は高いとみています。
現状に満足せず新たな手を打ち続けるドンキホーテHD。今期は売上高1兆円(前年比6.2%増)を見込んでいます。営業利益は530億円(同2.8%増)としています。30期連続の増収営業増益を達成できるのかに注目が集まります。
店舗経営コンサルタントの視線で企業を鋭く分析!
毎日更新されるブログはこちら
image by: Sakarin Sawasdinaka / Shutterstock.com