2.出来る限り具体的に指示する
下の記事を読み、JOLEDのような「国策プロジェクト」の是非を、反対派、賛成派の意見をバランス良く取り入れた上で、中学生にも分かるように解説してください。
Text: …
とすると
JOLEDは、国策プロジェクトである「印刷方式の有機ELディスプレイの開発や量産化体制の構築」を目的として設立された企業です。公的投資ファンドやソニー、パナソニックなどの各社からの出資を受け、2018年6月には能美工場を取得して量産化を急いでいました。しかし、量産化の遅れや研究開発コストの高騰などで多額の赤字を計上し、2021年3月期では売上高が減収となり、債務超過へと転落していたため、3月27日に東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。
JOLEDを巡る「国策プロジェクト」については、賛成派としては「有機ELディスプレイ開発の重要性」「技術革新の推進」「産業振興」など、多くのメリットがあると言えます。一方、反対派としては「研究開発コストの高騰による赤字計上」「量産化の遅れ」「債務超過への転落」といった懸念点が挙げられ、賛否両論が分かれています。
という出力が得られました。
3.特定のフォーマットで出力して欲しい場合には、例を与えます
以下の文章を読み、登場人物、登場する会社名、トピックを抜き出してください。
フォーマット:
登場人物: <コンマで区切った人物名>
登場する会社名: -||-
トピック: -||-
金額: -||-
Text: …
上の記事をTextとして与えると、下のような出力が得られます
登場人物: 鈴木学弁護士, 片山英二弁護士
登場する会社名: 株式会社JOLED, ソニーグループ株式会社, パナソニックホールディングス株式会社, 株式会社INCJ, 株式会社ジャパンディスプレイ
トピック: 民事再生法の適用, 有機ELディスプレイの開発・量産化体制の構築, 基本合意書締結, スポンサー支援, DIPファイナンス
金額: 約337億円, 売上高59億800万円, 売上高56億5500万円, 赤字239億2600万円, 利益剰余金合計マイナス1197億8700万円
4.キャラクターを設定して、会話をさせることも可能です
下の記事を読み、助さん、角さんの二人が、特に「国策プロジェクト」という観点から議論する様子を書いてください。二人のセリフは江戸っ子の言葉で、少なくとも数回のやりとりをしてください。
Text:…
と入力すると、以下のような出力が得られます。
助さん「おう、国策プロジェクトだな。『JOLED』って会社が、民事再生法を申請したんだね。」
角さん「そうだな。出資者も多くて、『ソニー』と『パナソニック』までがいるんだから、かなり大きなプロジェクトだね。」
助さん「うん、でも、量産化の遅れなんかで、多額の赤字が継続しているみたいだよね。」
角さん「ああ、その辺りは『INCJ』主導の支援を受けているみたいだから、なんとかなるかな。」
助さん「まあ、なんとかなるだろうな。新しい技術を開発して、日本経済を活性化したいわけでしょ。」
角さん「そうだな。期待していよう。」
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