コロナ禍が明け去った特需。もう「デリバリー業態」はオワコンなのか?

 

ゴーストレストランは何故厳しいのか?

様々な要因があるので細かく見ていきます。

生産性が低い

1つあたりの売上は数十万円。事業化しようとすると、基本的には複数ブランドの展開です。

これが何気に大きな問題点!1つを深掘りする訳ではないので、生産性が悪化し続けます。

レシピ化した時には商品開発部隊や料理長がやってくれるので工数計算すれば合うスタートを切ります。

しかし実際にそれを運営してくださるアルバイトさんへの落とし込みとなると、

  • コロコロ変わるブランド
  • 改廃の多いアイテム

これがかなり大変!これが生産性が低い要因となります。

売上の安定感がない

これはECと同じなのですが、一定数「どの店で買ったか」を重視しない層はいらっしゃいます。

  • UberEATSで買った!(店どこだっけ?)
  • 出前館で買った!(店どこだっけ?)

このような感じですね。しかもCRM関連のアプローチ施策はほぼほぼ皆無になってきます。

そうなると、「有名な実店舗がある=指名検索がある」

これがなければ売上の安定感が中々に大変になります。

つまり。

売上の安定感がないにも関わらず、生産性が低いビジネスモデルという事です。

しかも大半のコストは「変動費」です。これが全て高止まりしつつ、生産性が悪化して人件費が上がり続ける。

ここがPLとしては厳しい部分がありました。

デリバリーで本来抑えるべきものは?

では、本来デリバリーの圧倒的な優位性は何なのでしょう?──

(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年4月24日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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image by: robbin lee / Shutterstock.com

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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