インフレの影響がここにも。米国の「最新お酒事情」から見えてきたこと

 

(2)売上を牽引する種類

カクテルなどすぐに飲めるReady-to-Drink(以下RTD)のお酒やハード・セルツァー(アルコール入り炭酸水)がビールなどの代替品に。

 

33%の消費者がハードセルツァーを購入し、37%の消費者がRTDカクテルを購入。58%の消費者がソーダ割り飲料を購入済み、または購入に関心を持っている。

 

また、ハード・コーヒーのような珍しいアルコール製品にも関心が集まっており、49%の消費者がハード・コーヒーを購入または購入に関心を示している。

勤務する小売店でも梅酒を始めとするフルーツ酒、スパークリング酒がよく売れています。特に日本の梅や柚子は大変人気です。

あと、クラフトジンの人気もハーブが使われていたり二日酔いしにくいと言われているからでしょうか?ジンと言えばジントニックですし。

最後にこの調査レポートでは、消費者が、自宅外でのプレミアム・ドリンクを控え、自宅での購入と消費を増やしてという社会現象がよりいっそう広がり定着するとのこと。その際、お酒メーカーや小売店が重要視すべきは「オケージョン」(Occasions、時、場合、機会)であるとのこと。

実際、33%の消費者が、お酒の売上を牽引するビール、スピリッツ、ワインなどを「何かの機会」に購入しているのだそうです。

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