スポーツ記者が語る大谷翔平「言葉の力」。リーグ2冠の男が二刀流に挑戦し続ける理由

Oakland, California - August 10, 2022: Los Angeles Angels DH Shohei Ohtani walks on the field before a game against the Oakland Athletics at the Oakland Coliseum.
 

「世界で二刀流を成功させることの重要性について」

試合中に何度もブルペンに行って帰ってきて、バターボックスへ戻る姿は、多忙であっても仕事に取り組む姿勢が示されたものでした。

それが彼にとっての理想であり、野球にはまだまだ可能性があることを世界に発信することが大切だと考えているようです。彼が目指しているのは、人類、人種、国籍を超えて多くの人々が彼のように挑戦するようになることです。

彼はもちろんチームの勝利のためにも全力を尽くしていますが、より広い視野でスポーツに取り組むことが彼の目的です。二刀流の成功は、野球に限らず他のスポーツにも応用できる可能性があり、この分野に挑戦する若い選手に向けても大きなメッセージになるでしょう。

大谷翔平選手が目指す世界観と影響

彼が作りたい世界は、互いにやっていることを共有し合い、みんなで目指す世界だそうです。これは、日本だけでなく、アジア全体が共有して目指すべき世界であり、彼はそういったメッセージを発信しているそうです。

また、昨日の試合で彼は、ブルペンとベンチを行き来しながら、クローザーとして二刀流をやろうとしたときに、これができると証明したもんだから、今度やるときにできると思うと言っていました。彼は、ただ野球選手として能力が高いから、こういったことを目指しているのではなく、そもそもそういったことを目指して野球をやっているということなのです。

このように、彼が目指す世界観とその影響力には、とても感銘を受けます。彼の言葉を聞いていると、世界レベルで野球を盛り上げるという大きな目標に向かって彼は挑戦し続けているのだと感じます。また、彼自身がものすごく狭い世界に生きていないということも理解しました。

彼の言葉には、世界中の野球ファンが共感し、彼の思想を共有することで世界的な盛り上がりが生まれることを期待します。

※この記事は音声配信をAIで文字化したものです。

プロフィール:氏原英明

1977年ブラジル生まれ。地方紙記者を経て03年に独立。高校野球からプロ野球、メジャーリーグまでの取材を網羅。著書に『甲子園という病』(新潮新書)『baseballアスリートたちの限界突破』(青志社)などがある。記事の執筆のほか音声アプリ『Voicy』のパーソナリティなどを務め多種コンテンツでの配信活動に勤しむ。2023年7月からはパ・リーグに特化したwebマガジンをスタートする。リンク集はこちら。https://lit.link/hideaki817

image by: Conor P. Fitzgerald/Shutterstock.com

氏原英明

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