夏休みの宿題にChatGPTを使うのは本当に「ずるい」ことなのか?
Little girl hand using a digital chatbot program for online chat with human users. Support and customer service automation technology. AI artificial technology for chatterbot or conversational agents
自由研究等そのものを否定している訳ではない。
本当に「研究」して大発見をしてしまうすごい子どもたちが存在することも認めている。
だからこそ、課題へ取り組むかどうかも個人の選択にして、使える道具はフル活用していいのではないかということである。
学校現場からはAIの流入や時代の変化に対し、怯えに近い否定を感じる。
「新しいものは怖い」という感覚は「古いものをそのままにしたい」という感情と裏表である(ただ一番悪いのは、古いものを抱えたまま新しいものをどんどん取り入れることである。それでは、クローゼットがパンパンになって、着られる服もダメになる。新しく買うなら古いものを捨てるのが鉄則である)。
せっかく手助けしてくれるものは使った方がよい。
また新しい時代の価値観の流れは、拒否するだけ無駄である。
それを取り入れていくしかない。
だから、古いものを捨てるしかない。
この令和の新時代に、昭和時代の夏休みの宿題が「そのまま」残っていることの方がおかしい。
読書感想文に使うなどうこう以前に、学校の在り方のおかしさが気になって仕方ない昨今である。
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chatGPT「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術学校教育松尾英明
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