言い訳ばかりする人は、なぜ「成功事例」を自分に応用しようとしないのか?

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前回、前々回と世界における「ビジネスの成功事例」を紹介してきたメルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』。著者で営業実務コンサルタントの島田安浩さんは、この成功事例を自分のビジネスで応用するためのコツについて語っています。

あなたの商品を【爆発的に売る!】視点の切り替えとは?!

2週にわたって、素晴らしい成功事例を紹介しました。

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この成功を、「他人の成功だから」とか、「業界が違うから」とか、「資本力が違うから」とか、言い訳をするのではなく、自分の事として考えて、「自分のビジネスで成功するには?」と、考えてみましょう。

(中略)

リステリンの場合は、「口臭」という言葉を作りました。「リステリン」という商品を売るのではなく、問題を作り出したのです!

それまでの消費者には、口臭という概念が無かったです。だから、現状に満足していたのです。「口臭予防」などを考えはしないのです。

そこに、「口臭」という言葉を作ったことで、現状に満足していた人の心理に変化が生じたのです。

「エっ?」
「もしかして、」
「私にも口臭が???」

満足を不満足にすることに成功したのです!

「ヤバい!」と、いう気持ちにさせたことで、リステリンという問題解決策がドンドン売れたのです。

ムチャクチャ頭がイイ!ですよね、満足を不満足にすることで、購買行動に移行するという、購買心理をよくついた戦略です。

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