“ここ一番に強い”人は、生まれつきではなく「後から身につけた」ものが違うと気づいた理由

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営業マンとして実績をあげている人は、いったいどんなことをやっているのでしょうか? 経営コンサルタントとして活躍しつつ関東学園大学でも教鞭を執る菊原智明さんは自身のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』で今回、しっかり結果を出す人がやっているという「2つのこと」を紹介しています。

しっかり結果を出す人がやっている2つのこと

今日の話はハードコア。読み終わって「そうかぁ、やっぱり楽をして結果は出ないのかぁ・・・」と残念に思うかもしれない。

しかしこれが真実。知っておくべきだと思う。

さて、私自身のことを分析すると「ここ一番に弱いな」といった傾向がある。

これは昔からいろいろな場面で経験していた。小学生の頃は野球。中学ではみんなの前での発表。高校では受験。などなど。

ここぞという場面で結果を出せない。ずっとそうだった。

だから半分以上は「そういうタイプなんだから仕方がない」と諦めていた。

その一方、“ここ一番に強い”という人もいる。

とにかく勝負強い。しっかりと結果を出す。

こういったことは「生まれ持ったものがあるのだろうな」と漠然と思っていた。

しかし、ここ最近「勝負強さは持って生まれたものではなく後から身につけるもの」と思えるようになった。

ゴルフのラウンドでのこと。「最終ホールでパーをとればシーズンベストだ」という時があった。

そんな時にかぎってつまらないミスを連発。明らかに“プレッシャーに負けた”という感じだった。

ゴルフではよくある話し。これもいつも通り。「まぁ、こんなものだろう」という感じだった。

とにかく残念な気持ちに。こんな時は心底自分自身にガッカリする。

その一方、私の知人は違う。ここ一番という場面に必ずいいショットを打つ。本当にうらやましい。

例えば左右OBがあるプレッシャーのかかる狭いホールだとする。そこできれいなストレートボールを打つ。これはかなり難しいこと。

その秘訣を聞くと「まっすぐ打てるように毎日素振りを50回はやっていますから」とサラッと言った。

寄せに関してもそう。「週に3回は練習場で30ヤード、40ヤード、50ヤードを練習場で打ち分けている」と話していた。だからこそプレッシャーのかかる場面できっちり寄せる。

その話を聞いた時「それだけやっていれば結果が出るだろうな」と思った。

そして、自分自身、「練習量が全く足りていない」と痛感したのだ。
これはセミナーや講演で言えること。私は一対一は得意だが、一対多は苦手。人前に出ると緊張して上手く話ができない。

へんなテンションになり余計なことを話してしまう。セミナーや講演が終わった後「今日もダメだったなぁ・・・」と落ち込む。

新幹線に乗り込む前にお酒を購入。良くないと分かりながら“アルコールを飲んで忘れる”といったことを繰り返していた。

だから5年やっても10年やっても上達しない。最終的には「自分は文章で契約を取ってきたタイプから口下手の方が説得力がある」などと作話をしていた。

そんなある日のこと――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】2023年11月10日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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