高校球児たちにも役立つ驚くべき効果。「人間学」は何を強くするのか?

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「人間学」を学ぶ月刊誌である「致知」をテキストにした学校現場での勉強会が大きな広がりを見せているそうです。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、実際に導入した学校とその成果を紹介しています。

学校現場でも急増する勉強会

『致知』をテキストにした人間学の勉強会「木鶏会」が学校現場でも導入され、「学内木鶏会」として若者の間に大きな広がりを見せています。

東洋大学ラグビー部を率いる福永昇三監督、札幌日大高校野球部を率いる森本琢朗監督も、学内木鶏会を導入して選手たちの目覚ましい成長を目の当たりにしているといいます。

お二人はなぜ学内木鶏会を導入したのか、そしてどのような成果を得たのか。

『致知』5月号で、各々の足跡を交えて、現代の寺子屋・学内木鶏会の魅力を語り合っていただきました。

その一部をご紹介いたします。

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[森本]うちのチームはまだ夏の甲子園出場こそ果たしていないのですが、私が2020年に『致知』と出逢い、そこに書かれている内容を題材にして毎朝ミーティングをし始めたら、翌2021年の春季北海道大会で初優勝して、北海道ナンバーワンになることができました。

それで木鶏会を導入して、毎月1回、全部員70名がグループに分かれて『致知』の読後感を分かち合い、グループごとに代表を選んで発表しています。

最初は高校生には難しいかもしれないと思ったのですが、彼らなりの感性でいい学びをしてくれているんです。

ありがたいことに高校野球というのはとても発信力がありまして、私どもが木鶏会を実施していることをメディアでお話ししましたら、『致知』を愛読なさっている親御さん、中学校やクラブチームの指導者の方々がそれをご覧になって、そういうチームならぜひにと、お子さんや選手を送ってくださるようにもなってきています。

[福永]それは素晴らしいですね。 [森本] 
今年は経営者の方が、いろんな高校から声がかかっているご子息をうちへ預けてくださいました。

野球だけでみると本校よりも力を発揮しているチームはたくさんありますが、長い人生を考えた時に、うちへ3年間預けたほうが我が子にとってプラスになると感じていただいたようなんです。

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