東京・板橋TOEIC替え玉受験で露呈した中国人“不正”の実態。チェック大甘で「日本なら簡単」隣国にナメられた試験制度

 

ようやく試験制度見直しの動きが起き始めた「外面切替」

2022年にも、一橋大学の入学試験で中国人がカンニングをして逮捕されています。少し前ですが、2012年には、運転免許を取得する試験で300人の中国人がカンニングで不正に免許証を得ていたというニュースもあります。

警視庁によると、足利自動車教習所(栃木県足利市)の卒業生が大半を占めるとみられる。カンニングを取り仕切っていたグループが日本語の読み書きができない中国人から希望者を募って同教習所に入るよう誘導していたという。

カンニングは受験者に試験場で米粒大の金属製イヤホンを耳に装着させ、外部から試験中に正答を伝える手口。受験者はイヤホンが外から見えないように綿棒などで耳の奥に入れていたという。

300人が不正取得か 中国人グループの運転免許カンニング

不正したうちの一人が、耳に入れたイヤホンが取り出せなくなり、他人の保険証で耳鼻科を受診したことから事件が発覚したと言うのだから、全くお粗末なものです。逆にいえば、イヤホンが取れなくならなかったらこの300人規模の不正さえ日本では発覚しなかったかもしれません。

外国人が、本国で取得した免許を日本の免許に切り替える制度(外面切替)については、事故を起こす外国人が多いことから、試験のやり方を見直す動きが国内で起こっています。

現行の制度では、在日外国人ばかりか、観光客としての訪日外国人ですら、簡単に外面切替ができてしまうのです。

とくにこの外面切替を行う外国人で多いのがベトナム人と中国人です。国際条約として、「道路交通に関する条約(ジュネーブ条約)」というものがあり、この加盟国は、国際運転免許証で、約100カ国の加盟国での運転が可能となります。日本も当然ながら加盟していますが、ベトナムと中国は非加盟なのです。

そのため、ジュネーブ条約加盟国の日本で外面切替を行うことで、ベトナム人や中国人も加盟国の一員として約100カ国での運転が可能になるため、外面切替のための日本ツアーまで存在するようです。

中国人が殺到する日本の運転試験場 「外免切替」の制度に問題は 橋下氏「試験をもっと厳しくしていい」

日本には今や多くの外国人が住んでおり、さらにはオーバーツーリズムと言われるほど訪日外国人が爆増しています。いつまでも旧態依然としたルールでは、業界も対応しきれなくなっています。日本人が守れても、外国人には守れないルールはたくさんあります。ゴミ捨て一つとっても、ゴミの分別をきちんとできない外国人はまだまだ多くいます。

日本は各方面でのルールを、外国人も対応できるよう早急に改正すべきです。

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