子どもの口答えに悩むママ友に教えてあげたい、「魔法の声かけ法」

 
思い出してください、前述の通り、子どもが反発・口答えするのは
「既に知っている・わかっている」ことと、
「知らない・わからないけれど、自分で考えてみたい」こと。だから、この2点には触れずに「忘れていること」だけを指摘する、あるいは思い出せるような質問だけを投げかければ、子どもの反発を引き起こさないで済みますよ。子どもの口答えが多い家庭は、「忘れていること」を指摘するつもりが、ついつい余計なことまで言ってしまうことが多いのかも。

どのような言い方で留めるのが良いか、具体的に例を挙げておきますね。

脱いだ上着をソファに置いてあることを忘れている時

 
そのことだけを指摘する
「ソファに上着があるよ」× それ以外の、子どもが「既に知っている・わかっている」ことを指摘する
「ソファに脱いだものを置きっ放しにしてはいけない」
「置きっ放しはだらしない・ジャマになる」× 「自分で考えてみたい」ことを先回りして言う
「帰ってきた時に、上着を廊下のフックに掛けることに決めておけばいい」

宿題のことを忘れている時

思い出せるような質問をする
「今日のやること、あと何が残っているか自分でわかるかな?」×それ以外の、子どもが「既に知っている・わかっている」ことを指摘する
「宿題はちゃんとやらなきゃダメ」
「早めに片付けてしまった方がラク」
「我が家では夕食前に宿題を済ませる約束になっている」×「自分で考えてみたい」ことを先回りして言う
「今すぐやればスイミングの前に終わる、そうすればスイミングから帰ってきた後にバタバタしないで済む」

言うべき言葉は、とってもシンプル。子どもが反発しなくなるだけでなく、自分から進んで動くように育つ接し方でもあります。慣れてくると、すごーくラクになりますよ。

ぜひ、試してみてくださいね。

 

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