妻(女性)は、どう、頼むか
女性同士では、「頼まれなくてもやる」ことが基本になっていますから、女性は「あえて頼む」ことが苦手です。
そして、男性にも、「今の自分の状態を見て、大変なのがわかるのだから、自発的にやってほしい、頼まないでもやってほしい」と、願っています。
でも、それはむずかしいです。
男性には「頼む」ことが必要です。
しかも…上手に…。
「え~それなら、面倒になるなら私がやるわ」と思う方は、楽しく家事をやること、「不公平感」をやわらげていく自分なりの方法を見つけていくことをおすすめします。
でももし、ちょっとでも「頼もう」と思うなら、次の頼み方にチャレンジしてみてください、ね。
いっときの手間と、忍耐はいりますが、それを過ぎれば、夫(男性)は、きっと、やってくれる、はず、と思いますから、気長に…(笑)
以前にも紹介しましたが、再度紹介しますね。
まず、家事を頼む時に大切なことは、
◎夫(男性)が、好きそうな家事、出来そうな家事からしてもらう
◎急に、今すぐやってくれと頼まない
ということが前提です。
妻(女性)が、「今今、すぐしてほしいことから、いきなり頼む」のは、ケンカの元になるだけです。
男性は、
◎突然、急にに弱い
と心得ておきましょう。
できることからしてもらい、自信をつけてもらい、気楽に家事参加できることを目指していきましょう。
また、お願いしたい家事は、あらかじめ具体的にインプットするようにしましょう。
例えば、
「何をどこにしまうのか」
「どこどこの◎と●と○を買ってくる」
ゴミの分別などは、どこかに表を貼っておくなど。
ひと行動で出来る簡単なこと(電球を変えるなど)なら、大丈夫ですが、その家事を継続的に、先ほどのゴミ出しのように一連でを頼みたい場合には特に。
そしてこのとき、ただ頼むだけではなく、
◎効率化の相談をして、効率化をしてもらい、家事に興味をもってもらうようにする
といいですね。
「これをこのようにやって」と頼むより、「これをどうやったら効率化できるか」などを相談しつつ任せるのです。
そして、その家事いったん任せたら、
◎細かいところまでお願いしない
◎完璧を求めない
◎自分と同じくらいに出来なくても、目をつぶる
◎タイミングは、男性に任せる
ことにしましょう。
そして、できれば、
◎「△△のことなら、パパ(彼)におまかせ」というような役割をつくる
◎おだてる、感謝する、ときに、ニンジンをぶらさげる(油も燃料もしっかりあげていきましょう)
こともしていきましょう。
また、
◎重いもの、女性だと大変そうなことをお願いする(得意なことを先に頼む)
◎女性が忙しそうにしつつ、「ちょっとやって~そのほうが、効率がいいから」と、効率化を全面に出しつつお願いすると、やってくれる確率は高くなります。
また、例えば、お掃除などは、
◎男性は、便利グッズのようなものをあれこれと比較検討し、「これがいちばんだ」と選ぶのが好きなので、そこから、掃除に興味を持ってもらい、実際に威力を試してもらう「お掃除グッズ買い出し作戦」なども有効です。
少しゲーム感覚、チャレンジ感覚を入れた感じで頼むようにするといいようです。
頼む妻(女性)側も、
「どうやったら動くかしら、やってくれるかしら?」
「おっ、これは、出来たわね、これはダメだったか…」
などと、いろいろと楽しみながら試してみるといいと思います。
そして、その家事をしてもらったら、それが満足いくものでなくても、
「ありがとう、助かったわ~」
「やっぱり、効率がいいわね」
「やっぱり男手があると違うわね~」
「辛い役や汚れ役を立派に務めてくれる男の人ってカッコイイ!」
と、感謝、褒める、おだてることもお忘れなく。
次に気持ちよくやってもらうためには、これも必要不可欠です。