聞いてないよ年金改革。結局、年金は今後どうなるのか?プロが解説

 

可決した年金改革法案を、野党は年金カット法案と揶揄してるようですが、まあ表面的な見方をすればそのような例え方にできるかもしれませんが、適切な表現じゃないし、それにそんな例え方は単に世間に不安を与えるだけであります。なんだか野党がプラカード持ってワーワー騒ぐだけ騒いでてよくわかんないけど、カット反対! という文字だけ見てしまうとなんとなく野党が正義の味方のように見えてしまいますよね。議論という感じじゃなかった。

その時その時だけの人達の為に、今まで支給開始年齢の引き上げをすべきなのに何度も反対して見送ったり、物価が下がったのに年金下げなかったり、そんなその当時にやるべき法改正を後回しにしても、結局後で財政が悪化してツケが回ってくるだけなんですよ。むやみに反対して、今回の年金改革法案の反対が仮に通ってたとしてだけ都合が良くてもどうせ後にツケが回ってくるんだから…。何事もそうかもしれませんが、後回しにしたってロクな事はありません(^^;;

そのツケは誰が払うのか。そう。未来の人達です。保険料はもう上げちゃダメ! でも年金は上げるか今までと同じく維持してね! …っていう美味しい話が成り立つわけがないです。まるで、家庭に入ってくる収入を超えて借金してまでお金をいつまでも払い続けるようなもんです。これじゃあ家計も破綻しますよね。そんな未来を望むんでしょうか。

※追記

マクロ経済スライドも2018年から強化されます。その年に発動できなかったマクロ経済スライドは翌年以降に繰り越されます。例えば、0.5%賃金が上がり、マクロ経済スライドが0.7%であれば、マイナス0.2%分は来年に繰り越して使う。マクロ経済スライドで年金額はマイナスにはならないので(年金額を見た目では下げない)、使われなかった分は来年にプラスして使うような形。

・今までの年金額改定ルール(参考記事)
物価上がってんのになぜ平成28年度の年金上がらないのか。

・国民年金保険料改定率の出し方(参考記事)
国民年金保険料は毎年度上がっちゃう!! んだけれど…

image by: 首相官邸

 

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