季節とカラダの変わり目の自律神経調整と毛の生え換わり促進のお灸
自律神経調整には「百会(ひゃくえ)のお灸」
「百会のツボのとり方」
アゴをひいて両耳の一番高いところを結んだ頭頂部の圧痛を感じるところにツボをとります。
まぶたや顔にむくみがあると「百会のツボ」もむくんでブヨブヨしているかもしれません。
髪の毛があるのでお灸をすえるのが難しいところです。
お灸ができないようなら、前額部と後頭部を挟み込むように蒸しタオルで押さえます。
また、脱毛が気になる場合は、一度頭皮全体をマッサージするようにブラッシングしてから、蒸しタオルで頭部全体を保温します。
頭部の蒸しタオルをした後、アタマが冷えないように乾いたタオルや帽子などで頭部を保温しておくとよいです。
毛髪の生え換わりをうながす「合谷(ごうこく)のお灸」
「合谷のツボのとり方」
手の甲の親指と人差し指の「みずかき」の人差し指の骨際の圧痛のあるところにツボをとります。
「合谷のツボ」に圧痛がある時は、頭や顔に熱の滞りがあるサインです。
毛穴の血流をうながして頭部の緊張をとり除く「合谷のツボ」にこまめにお灸をすえることで、脱毛の予防と眼鼻のかゆみやモノモライや鼻炎の予防にも効果が期待できます。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2