むしろ問題はその先です。私は、モノにまつわる感情をぞんざいに扱っていいなんて言いません。むしろ、モノを大切に思う気持ちは、それを贈ってくれた方を大切に思う気持ちに通じているんです。
・恩師から
・夫から妻から
・義理の親から
・長い付き合いの友達から
こういう人生上の大切な人たちから贈られたものをモノの要不要のみで判断するのは、ちょっと
・情が薄い(=_=)
とさえ感じられますよね。なので、ここではあくまでもモノの要不要とそのモノにまつわる感情を分離した上で、
・処分の仕方が大切
なんです。自分の気持ちが収まるくらい
・丁寧に手放す
んです。まずは、
・なんとか使えないか検討してみる
・欲しがりそうな人にあたってみる
・ヤフオクやメルカリに出してみる
・どうしてもどうしてもダメなら、キレイな紙に包んでお礼を言って泣いて捨てる
こんなステップを踏むべきなんじゃないでしょうか。そしてね。こうしたステップを履む度に、徐々に手放す痛みは収まっていくものです。さらに
・もうこんなキモチを味わいたくない
と思えば、その大切な方に
・お気持ちだけで
・こういうカンジが好きなの
・●●は持っているんだ
とあなたのキモチを伝える勇気が出て来るんじゃないでしょうか。その大切な方は、あなたに喜んでほしいはずで手放す苦しさを味合わせるために贈ってきたわけないですよね。それなら、あなたの欲しいものをせめて遠回しにでも伝えておけば、次回はこんな問題が起こらずにすむかもしれません。
お中元の季節のいただきもの。やりとりされるキモチを大切にしつつ、モノの要不要とは切り離して考えてみてくださいね。
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