部下は見ている。若手にご馳走しない上司には、誰も付いてこない

shutterstock_397511245
 

部下が「仕事を辞めたい」と相談してくるときには往々にして既に離職の意思は固まっているものですが、なぜ、このような事前に相談もないケースが発生するのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれ建設~建設業専門の業績アップの秘策』では著者の降籏達生さんが、何より必要なのは日頃からの「社員の連携」で、そのためには時として上司が自腹を切る会食を設定するなどして「人望」を集めておく必要性があることを、元プロ野球監督の野村克也氏の言葉等を引用しながら説いています。

部下との食事は自腹で払おう

このところ、社員の離職をいかにして防げば良いかという相談が多く寄せられます。社員の離職を防ぐためには、上司が部下の話を聞く機会を増やすことが大切です。

「辞めたいです」と言われてから踏みとどまらせることは難しいことです。しかし部下がちょっと悩んでいるときに気軽に上司に相談できる関係ができると未然に問題を解決することができます

そのためには上司と部下の人間関係が良くなければなりません。人間関係をよくするためには食事をすることが一番でしょう。

そんな話しを建設会社ですると「部下と食事する費用は会社負担でしょうか、それとも上司の自腹でしょうか」という質問を受けることがあります。

私はそのような経費は会社負担してもよいと考えています。そのことで部下が元気に働いてくれるきっかけになるとしたら有効な経費です。

一方、部下との食事費用がすべて上司の自腹(自費負担)という建設会社があります。その会社の上司に「すべて自腹だと負担になりませんか」と聞いたところ次のように話されました。

「私も若いころ、よく上司に食事をごちそうになりました。あまりにおごってもらえるのである日『たまには私に食事代を払わせて下さい』といいました。すると上司が次のように返答されたんです。

『私も若いころ上司にずいぶんごちそうになったものだよ。たまには払わせて下さいと上司にいうと『そのお金は、将来部下との食事代に使ってくれ。俺も上司からそう言われたんだ』と言われたんだ。だから君も部下ができたら食事をごちそうしてあげてくれ』と」

印刷する

人気のオススメ記事

  • 部下は見ている。若手にご馳走しない上司には、誰も付いてこない
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け
  • ついでに読みたい