実は、アメリカにも百均店は存在します。アメリカ版百均「99セントショップ」は、全米各地、どこにでもある。ニューヨークにもいっぱいあります。
編集部近くにも、自宅近くにも有名店「JACK’S 99 cent」があるのですが、でも、店内に入って99セントの商品を手にとってみても、でてくる感想は、…でしょーね。…そら、ひゃくえん、だわな。…ひゃくえんでも、絶対いらねえな。な、ガラクタばかり(←怒られるぞw)¥
何の用途に使うのか、蓋もついてないプラスチックのケース。ファーストフード店に、無料で置いてるプラスチックのふにゃふにゃスプーン。砂糖の味しかしないスポンジケーキという名のただの砂糖のカタマリ。
ひゃくえんの小さい缶のコーラを、ひゃくえんで売られても、そら、ひゃくえんだろう。やっぱり、行くことは滅多に、というかこの15年行ったことがありません。そう、アメリカ版百均は、行って得した!というより、買ったら損するだろう!な存在でした。
日本製の質の良さは、もはや世界の常識です。車や電化製品は、もはや言及する必要はないほど。僕の知り合いの大手証券会社のアメリカ人役員の腕時計はSEIKOで、ユダヤ人弁護士はCASIOをしています。
なので、日本クオリティーの商品をそのままに店頭に並べているDAISOがニューヨークに進出する!なんてニュースが流れてきた日には、うちの社員軍団がコーフンするのもわからいではないのでした。
確かに、すでにDAISOがあるロサンゼルスに僕が出張に行くたび、妻から、買ってきて!と頼まれていました。おたまなんて、ニューヨークで売ってるだろっ!!??全然(クオリティーが)違うし!!!いいから、買ってきてよ!
毎回、出張のたび、洋服の圧縮袋や、おたまや、缶切りや、サプリメントケースなどを買って、わざわざ大陸を飛行機で横断させられます。出張やひとり旅では、いつも古くなった衣類を捨てて行くのに、LA出張だけは、DAISOのせいで、帰りのスーツケースの方がむしろパンパン。
それがなくなるだけで、ニューヨークにDAISOがオープンした事実は、僕にとっても嬉しいニュースでした。