若者「絶対に行きたくない…」上司が飲み会の誘いを断られる本当の理由

 

そもそも飲み会の目的は?

あなたが飲み会に参加するとき、または企画するとき、どのような目的を持っているでしょうか?

おそらくですが、以下のような目的があると思います。

  • 普段できない雑談など、職場の人とのコミュニケーション
  • 忘年会、歓迎会、送別会などの儀式的な意味合い
  • タダ酒

特にコミュニケーションの部分が大きいのではないでしょうか。

本音と建前を使い分ける我々日本人はお酒を飲むことによっていつもより深い会話ができるようになりますし、冒頭でも話したように日本ではお酒を通して信頼関係を作っていく風習があります。

あなたが部下を抱えていて、もっとコミュニケーションを取りたいと思っている場合、飲み会は格好の機会と感じるでしょう。

しかしながら飲み会に反対意見を持つ人たちは、

  • おもしろくない
  • 上司や先輩に気を使うのが嫌だ
  • そもそもお酒を飲みたくない

というマイナス面を強く感じるようです。

「気を使うのが嫌だ」という部分に関しては、お互いの歩み寄りが足りなさそうな気もしますが、「お酒を飲みたくない」という人は飲まなくてもいい雰囲気を提供してあげればいいでしょう。

最も重要視すべきは「おもしろくない」という意見です。これは単純に話がおもしろくないとかではなく、 飲み会にはなんの意味もない と思われてしまっているということと捉えるべきです。

それでも上司の立場からすると、部下が何を考えているのか、自分はどう思っているのか、本音を言い合う場としての飲み会は大事なので、「とりあえず参加してほしい」と強引に誘うこともあるのではないでしょうか。

それで付いてきてくれる人もいるかもしれませんが、嫌々連れてこられたところで「つまらない」という思いを変えるのは困難です。

いくらあなたがお酒を通してコミュニケーションを取ろうとしても、相手に受け入れる姿勢がなければ関係の強化にはつながりません。

ではどうすれば、進んで飲み会に参加したいと思ってもらえるのでしょうか?

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