コロナ禍でなかなかカラオケに行くという機会が減った人が多いかもしれません。しかし、たまには思いっきり声を出して歌いたくなるもの。とはいえ、自分の家ではよほど広い家でない限り、簡単にできることではありません。そこで今回は、メルマガ『サプコミュ通信』の著者で、人と話すことが苦手な人専門にコミュニケーションコンサルタントをしている青木朋博さんが妙案を回答。そのお悩みの解決法とは?
人と話すのが苦手な方にコミュニケーションの取り方を伝授!気になる方はコチラをチェック!
抑えた声を出すトレーニング♪
こんにちは!“人と話すことが苦手な方”専門のコミュニケーションコンサルタント、青木朋博です!
気持ちよく声を出し、歌を練習する上で悩ましいのが、騒音問題ではないでしょうか。個人的にボイトレを行いたくとも、隣人に迷惑がかかってしまう…けれども大きな声で歌いたい…私にも思い当たる節があります(苦笑)
歌などの声を使ったパフォーマンス、楽器演奏などは騒音問題が永遠のテーマになりますよね。
ボイトレでお勧めするのは、「抑えた声を出すトレーニング」と割り切って行うこと。ボイトレは、そもそも大きな声を出せば良い、というものではありません。
声量アップに努めることはとても大切ですが、なんらかのパフォーマーであれば表現力も意識せねばなりません。大きな声を夢中で出し続けることで、そのあたりが疎かになってしまうことも少なくないのです。
そこで提案ですが、おうちで歌の練習をするのであれば、抑えた声で歌うようにしてみましょう。
抑えた声といっても、裏声で歌う方がいますがそれは違いますよ。裏声だとそもそも違う発声法になってしまいますから、あくまで地声で歌うことがポイントになるのです。
トライしてみるとすぐに気づくかと思いますが、どうしても高音域を歌おうとすると、必死で大きな声を出したくなるでしょう。
そこを抑えて歌うのですからとても大変なのです。身体の使い方や表情の変化、共鳴への意識など、さまざまなことに意識を払う必要があります。
これって、とても効果的なトレーニングになるのです。まさに、これまで行ってきたトレーニングの集大成なのですから。
スポーツにたとえるなら、身体に重りを付けた状態でランニングをするとか、そんなイメージだと思います。抑えた声を出すトレーニングを積むと、本番での解放感がものすごいですよ!解き放たれて自在に歌える喜びや、トレーニングの効果を強く感じられることでしょう。
不自由だなぁと思う環境も、発想の転換で素晴らしい効果を生み出すことが可能なのです♪
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