お盆3日間のデリバリーで1千万以上を売り上げる会社のノウハウとは?

 

【回忌法要の集まり】
一周忌・三周忌・七周忌。これが中心的なお集まりになります。コロナ禍での回忌法要の大きな変化は一気にカジュアル化した事が挙げられます。

組単価の視点で見ると地方都市においては3万円~5万円がざらにありました。それが今や2万円~3万円になっており、売れ筋の変化を感じられます。

やはりコロナ禍なので、
・高齢の方を呼びづらい
・少人数で実施する
などもあり、「見慣れた親族なら豪華じゃなくても良いか」という感情が動いているのを強く感じます。

売れ筋としては、

3,000円予算帯:2,700円~3,999円
2,000円予算帯:1,800円~2,699円

この辺りになってくるのですが、下限商品として「1,300円~1,500円」の用意をしておいた方が確実性は高いです。

【夏休みの親族の集まり】
ここは「帰省」での動きになり、「親子三世代」の集まりが一番の狙いです。

親子三世代の集まりですが誰が購入するのか?この視点で見ると「お祖母さん」になります。そのため、「子供が好きそう」な商品がやはり売れやすかったりします。商品としては「オードブル」が中心です。

5年程前は「3品で1万円!」みたいな売り方の反響が良かったのですが、このやり方は実情とは合わなくなりました。食品スーパーがこれの包み込みを進め、2品で5,000円、そしてボリュームが物凄く多いという戦い方が増えたからです。

食の企業とスーパーの惣菜部門では原価率の設定に大きな違いが出るため、同じ予算帯での戦いは良くないです。予算帯としては5,000円価格帯(上述)とし、3つ程ご購入いただく形にしています。

  • お酒のアテになるオードブル
  • 子供の好きを集めたオードブル
  • 食事系が中心となる豪華なオードブル

この辺りの構成だと思って頂ければと思います。

ちなみにオードブルは包材としてプラスチック容器になるので価格は低いです。食材原価率は上述のお弁当と変わらずに包材原価率が低いのでその分、粗利率が良いイメージです。

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