明日、会社がなくなってしまっても「笑って過ごせる人」が常にしている事

Finger pressing a new career start button. Concept of occupational or professional retraining or job opportunities. Composite between a hand photography and a 3D backgroundFinger pressing a new career start button. Concept of occupational or professional retraining or job opportunities. Composite between a hand photography and a 3D background
 

就職から定年まで、ひとつの会社に留まり続けることが当たり前と思われていたのも、今は昔。転職をすることが市民権を得るようになりましたが、今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんは今一度考えてほしいことがあると語っています。

会社が明日なくなっても大丈夫な人は、何を意識しているのか?

転職が市民権を得て数年。1つの会社に留まらない働き方がノーマルになりました。ですが、今一度考えてほしいことがあります。あなたは転職して、より良い条件の会社に行ける自信はありますか?

会社の平均寿命は、約23年といわれています。入った会社が20年後、30年後も存続している保証はどこにもありません。なんなら、入って数年後に倒産してしまうことも十分にありえます。

そうなると、どれだけ居心地のいい会社でも、やりたいことがやれる会社でも、強制的に別の会社に移らないといけなくなりますから、転職は誰でも考えておくべきだといえます。

大きな企業も例外ではありません。倒産をしなくても、たとえば外資系企業に吸収合併され、大規模なリストラが実施されたり、評価制度が刷新されるなどして職場環境が一変する可能性もあります。会社の悪い雰囲気は、内部で働いていると如実に感じることができます。

例えば

・優秀な人がどんどん辞めていく
・職場の雰囲気が暗くなっている
・ボーナスがゼロになる
・取引先への支払いが遅れる

こんなことがあったら、真剣に転職活動を検討したほうがいいでしょう。そうでなくても、転職活動は随時行っておいてもいいものです。

転職を常に意識していると、働き方も変わります。「いざ転職活動をするときに、アピールできることをしているか」を考えるようになるのです。

実績やアピールできることは、日々の積み重ねです。すぐにつくれるものではありません。普段から、「こういう提案をして実現できれば、転職のとき、自分の実績としてアピールできるな」と考えながら仕事をしていると、自然と能動的な働き方になるはずです。面接試験の勉強として、力をつけることにもつながるでしょう。

「そんな動機で働くのは不純じゃないか」と、感じる人も、なかにはいるかもしれません。しかし、動機が何であれ、社員が仕事に積極的になり、結果として会社の利益にもつながるのであれば、経営者とても喜ばしいことです。

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