あなたの会社の社風はどんなものですか?今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、悪い社風と良い社風について語り、良い方向へ持っていくためのノウハウを伝授しています。
良い社風にする方法
入った会社の社風が、自分に合っていなければ、イヤですね。それでも、多くの人はその社風になじんでいきます。「朱に交われば赤くなる」です。
とはいえ、悪い社風には染まりたくありません。今回は、社風の話です。
1.悪い社風
どの会社にも、社風というものがあります。あなたの会社は、どんな社風でしょうか。
社風には、良い社風もあれば、悪い社風もあります。
悪い社風とは、たとえば次のようなものです。
・上にものが言えない
・風通しが悪い
・社員間のコミュニケ─ションが悪い
・雰囲気が暗い
・挑戦する姿勢が見えない
いくつか当てはまる会社も多いことでしょう。こうした社風は、時に不祥事を招きます。
かつて、三菱電機で製品の検査不正が問題になりました。東芝が不正会計で問題追及されたこともあります。最近では、ビッグモーターの不正車検です。厳しいノルマが不正を引き起こしてしまいました。
では、この社風は誰が作ったのでしょう。それは、言うまでもなく経営者です。次のような経営者はいないでしょうか。
・下からの意見を聞かない
・規則でがんじがらめにする
・顧客のことを考えない
・従業員を大事に思わない
・自分のことしか考えない
このような経営者だと、間違いなく社風は悪くなります。つまり、社風は経営者の姿を映し出したものです。