桃太郎に出てくる3種の動物イヌ猿キジに隠された「伝え方」のコツ

 

3の法則で話は伝わりやすくなる!

どうしてもいくつか言いたいことがあるときには、最大でも3つまでテーマをしぼりましょう。

そして最初に「3つだけお願いしたいことがあるんですが」と伝え、それぞれ話始める際に「1つ目は…2つ目は…3つ目は…」と数字をつけることで、より相手は記憶しやすくなります。

ただこれを、4つ、5つ、6つ…とどんどん増やしてしまったり、テーマの数を事前に伝えないと、相手は聞いていて気が遠くなってしまいます。

3という数字は、覚えるのにちょうどよい数字と考えられています。

例えば桃太郎の話でも、イヌ・サル・キジ、と動物が3種類だからこそ、その詳細を覚えられるのではないでしょうか。

これがイヌ・サル・キジ・ジャイアントパンダと4つあったら、ジャイアントパンダは印象が強いので覚えられるかもしれませんが、その分他の動物が何だったか忘れてしまう…となるかもしれません。

この「3の法則」は、多くの童話に採用されていて、3匹のこぶたも3種類の家が出てきます。

「じゃあ白雪姫に出てくる7人のこびとはどうなんだ?」という意見もあるかもしれませんが、7人のこびとそれぞれの個性を一つ一つ覚えている人はいないでしょう。

誰かに話す時はテーマを多くても3つ、さらにしぼれるなら2つや1つにしましょう。

そして「今はこれを話す」と決め、明確に意識しましょう。

さらに相手にも「今からこれについて話します」と宣言すると、伝わりやすくなります。

皆さんも「テーマをしぼる」ことをぜひ意識的にやってみてくださいね。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Gondronx Studio / Shutterstock.com

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