実はうつ病にも効果的。きくらげに隠された「驚きの効能」

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中華料理に欠かせない、名脇役の食材「きくらげ」。歯ごたえはあるけど味もあまりないし、あれが一番好き!っていう人はあまりいないかと思います。でも、ちょっと待って下さい。『一石三鳥健康メルマガ』を読めば、今すぐ「きくらげ」を食べたくなることでしょう。その驚くべき効能とは……?

きくらげは脇役なんかじゃない!

今日はキノコ類の中から、我が愛するきくらげを特集します。きくらげって、中華料理の中に入っている、いろどりの役目をしているアイツというさみしい役回りですよね。でも、これからの記事をお読みいただけば中華料理屋さんに行って、「きくらげ大盛りで!!」と頼みたくなること請け合いです。

きくらげの中で、一番注目したいのはビタミンDです。ビタミンDとは、骨を丈夫にする作用があります。また、近年では糖尿病やがん、さらにうつ病に効果があると言われている成分です。実は、ビタミンのなかでDだけは紫外線を皮膚に浴びることによって、体内に形成されます。ところが最近は、特に女性が紫外線を浴びなくなったので、ビタミンD不足の人が増えていると言われています。

 ビタミンDが不足すると、骨が弱くなる、歯茎が弱る、虫歯になりやすくなる、免疫力がさがるという問題がでてきます。さらに妊婦さんは、おなかの赤ちゃんに大きな影響がでると言われているので、積極的に摂りたい成分です。

こんなビタミンDの含有量は、きくらげが全食品の中で1位なのです。トップですよ? これは食べるしかないでしょう!

また、カルシウムは牛乳の2倍、鉄分はレバーの3倍です。食物繊維は全食品中2位の含有量です。食物繊維と言えばごぼうですが、きくらげの食物繊維はごぼうの9倍です。

ほかにも、植物性コラーゲンが含まれています。コラーゲンは動物の体からとれる成分とされてきましたが、最近は野菜のゼラチン質の部分を「植物性コラーゲン」と分類するようになりました。きくらげは、そのぷりぷりした体のなかにたっぷりと植物性コラーゲンを蓄えているのです。

つまり、きくらげは骨を丈夫にして、免疫力をあげ、肌をつるつるにしてくれるという、スーパー美容野菜です。さらに素晴らしいのは、乾燥きくらげという保存性に優れた商品も存在します。きくらげというと中国産だけのように思われるかもしれませんが、国内産もありますので是非探してみてください。

image by: Shutterstock

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ベジタブル&フルーツアドバイザーであり、薬膳に関する資格も取得に向け勉強中という筆者が、世界の食材や食習慣を「栄養」「中医学」「英語」という3つの面から紹介する、一石三鳥のメルマガ。
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