辞めても「借金、払え!」に追われる、新聞拡張員の驚くべき被害実態

 

事例その1

父は、70歳を超す高齢で、最近まで新聞拡張員をしていました。その父がM新聞拡張団を辞める際、借金が残っているので払えと子供である私たち夫婦に取り立てにきて困っています。

父も「てんぷら(架空契約)」による借金分があるのは認めていますが、それにしてもその請求額があまりにも多すぎると言います。

M新聞拡張団の言い分は不良カードによる赤字分が借金扱いになっているというものでした。

こんな場合、どう対処したら良いのでしょうか?

事例その2

専拡(専門拡張員)として10年ほど働いていた新聞販売店が昨年の11月頃に廃業し、新しい店主になってから今年2月にセールス(拡張員)を解雇されました。

辞めて半年ほど経ってから突然、200万円以上の赤字があるので、それを払えとヤクザ並の脅しを受けて困っています。

前店主とは不良カードがある都度、精算は済ましているはずですと言いましたが、その証拠は残っていないし、赤字が借金として計上されているから払えの一点張りです。

前店主とは連絡がつきません。こんな場合、その請求に応じなければいけないのでしょうか?

事例その3

義父が拡張員として働いていた新聞営業会社辞めました。その時、出入りしていた販売店の店主から不良カードの請求がきました。

義父は自分でテンプラして借金になったものもあるが、新店長に枚数が足りないから協力してほしいと架空のカードを書かされることがたびたびあるとのことです。電話で頼まれて承諾してないのに勝手に架空のカードを義父の名前で作ることもありました。

義父は自分のテンプラはゼロではないと認めていますが請求金額は納得していません。

私からみると人のよい老人食い物にされ、利用されていたとしか思えません。義父は人がよすぎる、嫌と断ることができない、ややもすれば雇い主の言いなりになって働いてきた、少々頭の弱い高齢者です。

義父は適切な判断ができず、どうすることもできずただ困っている状態です。どうか助けてやってください。

事例その4

所属していた新聞拡張団の団長に凄まれ怖かったので、身に覚えのない不良カードの赤字分を支払ってしまいました。その際、カード料と称したデタラメの収入を全額申告してしまったため、高額所得者になって、高額の税金がかかってしまっています。

現在、少ない年金だけで生活しているため、後期高齢保険料金も滞納しています。

裁判を起こして新聞拡張団の団長に支払った分を取り返し、カード料と称したデタラメの収入を全額申告してしまった分を是正して税金の返還を求めたいと考えています。

どう思われますか?

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