しかも、日本国内の歌手だけではなくて、例えば、
シンディー・ローパー(アメリカ) 『I Drove All Night』(90年)
サラ・ブライトマン(イギリス) 『オペラ座の怪人』(91年)
スーザン・ボイル(イギリス) 『夢やぶれて』(09年)
など等、外国人歌手の方々が出場することだってある。
そうそう、昨年2014年も、映画『アナと雪の女王』の劇中歌で世界的なヒット曲になった『ありのままに』(Let It Go)ほか数曲のメドレーを、本家のエルサ役で、ブロードウェイ・ミュージカルの歴史に残る歌姫、イディナ・メンゼル(Idina Menzel)さんと日本語版のアナ役の神田沙也加さんが、ニューヨークの劇場でデュエットするという、『紅白歌合戦』だからこそ実現可能なすごい企画があった。
イディナ・メンゼルさんが、いかにすごい経歴の持ち主かを知ったら、そんな彼女の歌声を、大晦日に、気軽にご家庭のテレビで楽しめたことのすごさをより実感して頂けるだろう。
〔ご参考〕
●感動的な姉妹共演「アナ雪メドレー」NHK紅白歌合戦でNY中継
●「アナ雪」本家のイディナ・メンゼル(Idina Menzel)さんの凄すぎるご経歴
あまりにも当たり前のように、毎年、続いているので、『紅白歌合戦』のすごさについて、日本国内の日本人は意識したことないかもしれないけれど、よくよく冷静に考えてみると、こんな番組、世界でも極めて稀な存在だ。
外国から見ると、その異質さがよく分かる。