子供のいじめ被害を見抜くために知っておきたい5つのSOSサイン

 

参観日は家以外の子どもを知る絶好のチャンス

わが子が友達といるときにどんなふるまいをしているかを知ることも、子どもの変化に気づくためにはとても重要。

授業参観はその絶好のチャンスですが、授業中だけだと友達との関係まで観察できません。できるだけ早めに学校に行き、休み時間の過ごし方を見る、居残って掃除中の様子を見るなど最大限に活用しましょう。

また、参観日以外でも、いつでも学校の様子を見に行くことはできます。気になるときは遠慮なく見に行きましょう。

休み時間の過ごし方

1人で過ごしているか友達と過ごしているか。1人の場合、好きで1人なのか、だれかといたいのに1人なのか。友達を避けていないか、避けられていないかなどをチェック。

掃除の班行動

先生の目が行き届かない掃除時間は子どもの素の姿が出るもの。人間関係はどうか、役割分担や協力はどうか、気になることはないか、などをチェック。

帰り仕度の様子

授業中の緊張が解け気持ちが解放された瞬間に、本来の姿が観察できる。カバンを取りに行く途中や支度の最中で、友達との関わりに気になることはないかなどチェック。

会話から子どもの日常を知る

たとえば子どもの学校での様子が知りたくて、「友達はいるの?」「休み時間はなにをしているの?」「だれと遊んでいるの?」といった直接的な聞き方をすると、「別に」「いない」といった返事しか戻ってこない子も多いもの。

とくに親にあまり質問されたくないタイプの子や高学年の子に対しては、「お母さんが子どもの頃はドッジボールがはやっててね…」「○○くんは最近元気にしてる?」など、親が自分のことから話したり、気軽なおしゃべりをするような形で話をきり出すと、子どもも自然と話しやすくなります

子どもと直接かかわりのある大人、とくに担任の先生とはなるべく会話を

子どもは外では家とまったく違う姿を見せていることもあれば、ふるまいを場によって使い分けていることもあります。担任や元担任、保健の先生、学童クラブの先生など、わが子に直接かかわっている大人に話を聞けば、子どもの意外な一面を知れることも。

とくにいちばんの情報源、担任の先生とは、学校へ行くつどひと言でも会話をし、日頃からいい関係をつくっておくことが大切です。

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