知らない間にどんどん溜まる新聞、チラシ、レシート、書類などの紙類。溜まれば溜まるほど、どれが必要でどれがいらないものなのかわからなくなってしまいますよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、効率的な「紙類の処理」の方法を伝授してくださっています。
だから、今すぐ!
さて、本日はつい後回しにしがちなもののお話。
片付けセミナーでよく聞かれることがあるんですが、そのうちのひとつが「紙類の処理」です。紙類ってほんとにたくさんあるんですよね。ちょっと挙げてみると
- ダイレクトメール
- 年賀状
- 学校のプリント
- 割引券
- 地域のイベントのお知らせ
- プリントアウトした写真
- 読もうと思ってた仕事の資料
- 読み終わった新聞
- レシート
…このくらいフツーにありますよね? 世がデジタルになったとはいえ、情報媒体としての紙の地位はデジタルよりまだまだずっと上なんですよ。
この紙類の処理が難しいのには、理由があるんですよね。それは、紙にのっかっているものが「多種多様」だということです。のっかっているのが情報だけなら、その情報の賞味期限が切れたときに処分すればオシマイです。月末までの割引券なんてのが典型例です。わかりやすいよね?
ところが紙には、情報以外のもの、たとえば
- あのとき楽しかったなあ(思い出) とか
- そのうち使うかも(不安) とか
- この部屋の賃借権(権利) とか
そんなモノまでのっかっているんです。そのせいで、その紙にのっかっているものがなんなのかを判断してから処分しないとならないんですが、フツーは慣れていないので出来ないんですよ。っていうか、情報以外のものがのっかっているなんて知らなかったでしょ。そもそもその知識がないことが「慣れていない」ことのスタートになっているわけなんですよね。
なので、まずは紙類には「いろいろなものがのっかっている」ということを知りましょう。もう知ったよね?(*^ー゜)
で、次には紙類が溜まっている場所で、どんな種類の紙類が多いのか観察してみてください。なんもかんもめっちゃめちゃ…ってことは、そんなに多くないもんです。むしろ特定の種類のモノに偏っているんです。