いじめ問題においても、自殺した子がいじめを訴えていたのに、いじめを止めなかった教師がいます。教科書不正問題においてペナルティが検討されているように、「いじめ防止対策推進法」にも「いじめを隠蔽したら懲戒にする」という罰則規定が必要な時にきています。文科省も身内の教師には甘いと言われないように、隠蔽教師に厳しい姿勢を示して欲しいものです。
ともあれ、「慣習」「常識」という言葉でおおい隠されていた悪しき慣習や事実が、少しずつ明らかになる時代がきているようにも感じます。
子供たちに関わる保護者、教師、教育に関係する会社や団体、官公庁、一言で言うと大人たちこそが、子供たちに対して「恥ずかしくない行動」を常に意識しなければなりません。
いじめ問題でも「いじめはなかった」と言っていた教育委員会や校長が「実はいじめがありました」と頭を下げている姿が映し出されるテレビ画面をよく目にします。子供たちに「嘘をつくのは悪いことだ」と教えているはずの教師が、嘘をつき、しかもその嘘がばれる。これは恥ずかしいことです。
教科書の不正問題も同じです。子供に関わっている大人であるからこそ、私たちは「子供たちの範たれ」と常に自らに問い続けなければならないと思います。
昨日も、「学校には相談しにくいんです」とお話されていたお母さんがいらっしゃいました。何か不安に感じたり、わからないことなどありましたらご遠慮無く、ご相談ください。お電話、メールお待ちしております。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井・井澤
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