キツイのは災害直後の3日間。最低限やっておくべき「下準備」

 

もうひとつ、意外とイケているのが、地域のオトシヨリの話です。昔あった災害のことを覚えていて、その地域ならではの様子をもっとも詳しく知ることができます。我が家でもご近所さんが前回の洪水のときに社が流されそうになったから、神社を高台に移したんだとか教えてくれます。そう言われると、洪水時の浸水のスゴさをリアルに実感できるんですよ。まあ、人間関係の希薄な都市部ではなかなか難しいかもしれませんが。

また、ご自宅だけでなく

  • 会社
  • 学校
  • 幼稚園や保育園
  • 老人ホーム
  • 病院
  • そこへの道のり(電車・一般道路)

など、長時間過ごしたりよく使う場所も検索しておくといいと思います。思いがけない場所が比較的安全だったり逆に危険だったりすることもありますから。あるいは

  • 実家や親戚の家
  • 親しい知人宅

なども検索してみてもいいでしょう。

日本国内ならどこでも、完全に安全な場所などほとんどナイでしょうがその事実からしか防災準備は始まりません。思い当たるところは片っ端から検索してみるくらいでちょうどいいんじゃないかと思いますよ。

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