指導者の態度
3つ目は、
指導者はたえず自問自答していくことが大切である
例えば、指導者は自分の指導理念や方策に間違いはないか、自分の力を正しく把握しているか、といったことをいつも問いかけなければいけません。このことは、出来そうでなかなか出来ないことです。ですから、
指導者はつねに人の意見に耳を傾けなくてはならない
人の意見を聞かない指導者は、独断になるからです。そうした指導者からは、人は離れていきます。
さらに、
指導者はいいことよりも悪いことを喜んで聞くようにしたい
とあります。喜んで、という姿勢が大切ですね。
次に、「謙虚な態度」をテーマとした指導者の条件を3つ。
指導者は地位が高くなればなるほど謙虚でありたい
高い地位に慣れると、ついついごう慢になり、横柄になってしまうことがあります。最近の政治の世界では、よく見かけますね。
失敗の原因はすべてわれにありと考えるべきである
ものごとがうまく行かなかったとき、人は自分以外に原因を求めがちです。ほとんどの場合、失敗は自分のうちにあります。心したいことです。
指導者は世間のこわさを知り身を正していかなくてはならない
指導者になると、直接叱ってくれたり注意をしてくれる人がいなくなります。ついついこわさを忘れがちです。裸の王様になってはいけません。
では最後に、「人の育て方」に関する指導者の条件を5つ。