犬、猫それぞれ違う風邪。獣医師が教える気になる症状と予防法

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人間同様に、ペットも咳やくしゃみ、鼻水、発熱といった症状に悩まされることが多いこの季節。「私の風邪がうつった?」と自分を責める飼い主さんもいるようですが、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生によれば、人間の風邪は犬にも猫にもうつらないそうです。そして今回のメルマガでは、犬、猫それぞれの「風邪」と言われる症状と家庭でできる予防法を教えてくれました。

家庭でできる、犬、猫の風邪対策

乾燥して寒くなってくるこの季節は「風邪」をひきやすい時期でもありますよね。犬や猫も風邪に注意しないといけないのかとよく聞かれます。今週は「犬、猫の風邪について」です。家庭での予防方法もお伝えしていきたいと思います。

●犬、猫には「風邪」という病気はありません

そもそもが、犬、猫には人間と同じような「風邪」という病気はありません。ただ、人間の風邪に似たような病状の病気はあります。咳、くしゃみ、鼻水、発熱という病状です。これは、人で言う「呼吸器感染症」ですね。

この病状がある病気を犬は「ケンネルコフ」猫は「猫カゼ」と呼ばれています。犬や猫の場合はウイルスや細菌が原因の感染症により接触や飛び散った鼻水などからうつります。このウイルスや細菌は同種にしか感染しません。

よく、人間がうつる。人間から犬や猫にうつることがあるのではないかと聞かれます。ここでハッキリとお伝えしておきます。犬、猫から人、犬から猫への感染はなく同様に人間の風邪が犬、猫にうつることもありません。ご安心くださいね。

●症状について

犬の風邪と言われる「ケンネルコフ」の症状咳、鼻水や発熱がみられることもあります。子犬や老犬などでは二次感染から肺炎に進行する可能性も多く重症化することもありますので要注意です。

猫の「風邪」と言われる症状、鼻気管炎やくしゃみ、結膜炎、口内炎です。しかし、ほとんど症状を示さない為に発熱や肺炎をおこすケースも多く、重症度はさまざまです。

●家庭でできる予防方法

犬、猫の風邪の様な症状は感染症です。この時期の、外での動物同士の接触を避ける事です。特に、症状のある動物と接触させないことです。

またストレスや体力の低下を防ぐために生活環境や栄養状態にも配慮することも大切です。あと、飼い主も外で他の動物と触れ合った際には手を洗う習慣をつけてください。これだけでも、違います。

●まとめ

あとは、定期的なワクチンの追加接種を行うことで感染の予防、症状の緩和が期待できます。動物病院にご相談くださいね。

image by: kazoka, shutterstock.com

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