「共働き夫婦は子育ても共に協力」とは言うものの、結局は母親の方に重くのしかかるのが現実。そこでついつい実の母親を頼る家庭も多いのですが、問題となるのが「孫疲れ」です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、母子がもっと割り切って「孫疲れ問題」を解決すべきと提唱しています。
孫疲れ
会社員だったころ、残業しながら家事のハナシをしていたとき女性の先輩が
「あーあ、ウチにもお嫁さん、来てくれないかなあ…」
と溜め息まじりに言っていました。たしかに残業が続くと、部屋には脱いだ服が散乱し、やっと干した洗濯物はそのまま。食事は全部外食…なんてことになっていましたからね。
そんなこんなな事情から起こっているのが
- 孫疲れ
という言葉です。なんだかもう、説明しなくても理解出来る言葉ですよね。
日本の過酷な労働環境の下で、
- 母の代わりに祖母が
家事育児をこなすわけです。日本の過酷な労働環境の中で、女性が仕事にやりがいを見出し全力投球するには
- シュフが必要…
ってことなんですよね( ̄∇ ̄) いや、いろんな意味で日本の労働環境もマジ、ありえないわ。
で、娘は実母が相手だと頼みやすいために
- いつの間にか丸投げ状態
になってしまうんでしょう。いかにもありがちなお話ですよね。
一般論では、育児も家事も
- 各家庭で
行われることです。もとより外注するのは全く問題ありませんし、それが親族や実親ならいろいろとお願いできて万々歳です。ですが、ここで問題にしているのは孫疲れするほどの労働が実親にのしかかっているケースです。
家族という血のつながりに甘えているカタチという違いはありますが、これでは母親だからツマだからという立場につけ込んで家事や介護を家庭内のオトナ女子に押しつけるやり方と大して変わらないように思えます。
コレを防ぐためには、やはり
- どこかで線を引くこと
です。根底に血縁ならではの信頼と甘えがあるので、どうしてもどこまでもなにもかもいつまでもいつでも、みたいなことになりがちなんです。