2010年にコロナ予測か。ロックフェラー「未来レポート」衝撃中身

 

ロック・ステップシナリオ

特にこ予想外特徴がはっきり表れているが、「ロック・ステップ(LOCK STEP)」というシナリオだ。これは、テクノロジー発展で将来やってくる可能性ある4つシナリオひとつである。それが「ロック・ステップ」というシナリオだ。そシナリオ来は次ようなもだ。

「政府による厳しいトップダウンコントロールともっと権威主義的なリーダーシップ。そして限られたイノベーションと国民抵抗」

これはいわば政府が国民を監視し、管理する社会主義か全体主義を思わせる社会イメージだ。こレポートは15年から20年後にテクノロジー発展結果として、ような社会になると予測している。そして、実に興味深いことに、こような社会に移行するきっかけとなるが、なんとパンデミックなだ。次ようにある。

「2012年、世界が心配していたパンデミックがいよいよ発生した。2009年「H1N1」流行とは異なり、こインフルエンザ株は野生雁から発生したもであり、恐ろしく感染力が強く破壊的だ。ウイルスが世界的に拡散し、7カ月で世界人口20%が感染して800万人が死亡したで、もっともパンデミックに備えた国であっても、圧倒されてしまった」

さらに、中国に関しては次ようにある。

「しかしながら、特に中国など他国よりも対応がうまかった国もあった。中国政府による全国民強制隔離や国境完全閉鎖でウイルス拡散をど国よりも素早く止め、何百万人も人々命が救われた。そしてパンデミック後急速な回復を実現した」

そしてウイルスは経済的にも甚大な被害をもたらしたとして、次ように書いている。

「もと人国際的な移動は完全に停止した。観光業は衰弱し、グローバルなサプライチェーンが寸断された。国内でも通常は賑わっている店やオフィスビルは従業員も客もなく、何カ月も空っぽ状態だ」

こうした状態が引き金となり、社会は全体主義的な方向に動いてい行く。次ようにある。

「パンデミックさなか、世界国々政治指導者は権力を使い、スーパーや駅など公共空間に入るときにはマスク着用を義務付け、体温を計るというような厳しい規制とルールを導入した。パンデミックが去った後も、国民を監視しコントロールするシステムはそまま残り、さらに強化された。パンデミックや国際的テロリズム、そして環境危機や増加する貧困などグローバルな問題から自らを守るために、世界国々政治指導者は掌握した権力を強化することだろう」

不気味な文書

もはや説明するまでもないが、こ文書にあることはまさにいま新型コロナウイルス蔓延で、我々目前で起こっていることである。パンデミックは過去歴史で何度も起こっているし、将来発生を警告する予測も多い。そ意味でいえば、こ文書ロックステップ」シナリオは、文書が書かれた2010年時点であっても十分に予測が可能な内容だ。したがってこれが、エリート隠れた計画存在を示すもであるとはすぐにいうことはできない。

しかしながら、こロック・ステップ」シナリオはあまりに不気味である。これは、テクノロジー発展が社会に及ぼす影響について予測し、それを4つシナリオにまとめた文書だ。掲載されている他シナリオはテクノロジー発展をベースにしたもで、不自然感はない。

だが、こロック・ステップ」シナリオだけは別なだ。それは、テクノロジーではなくパンデミックによる社会変化が中心的なテーマだ。

果たしてこレポートが、以前に紹介した「アングロサクション・ミッション」ように、隠された計画を暴露したもだろうか? それはいまところ分からない。しかしはっきりしているは、今回パンデミックを契機として、我々はこシナリオが予測しているような、全体主義的な管理型社会に移行する可能性が高いということだ。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』より一部抜粋)

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