ハリケーンの中を飛んでみた
Q:私(坂本)は鹿児島空港でプロペラ機に乗り換え、屋久島に行
小川:「金属疲労の知見などが不十分で、レーダーの性能も低かった昔の航空機と、現在の航空機は、安全性が大きく異なります。ハリケーンに突っ込むと、乱気流や上昇・下降気流が強く、雨も激しく、かなり揺れる場合がありますが、簡単に空中分解などはしませんよ。NOAAサイトの『よくある質問』から引用しておきます」
【質問】なぜNOAAのハリケーン・ハンター機は嵐の中でバラバラにならないのですか?
【答え】飛行機が飛行中に強風によって破壊されることは通常ありません。旅客機は冬の間、アメリカ上空で時速150マイル(約240km)を超えるジェットストリームのなか定期的に飛行します。航空機を破壊し制御を失わせる原因となるのは剪断力、または水平か垂直の風の突然の変化です。これがNOAAのハリケーン・ハンター機が竜巻のなかを飛ばない理由です。そういうわけで、NOAAのパイロットと乗組員はハリケーンの強風環境で日常的に(カジュアルに、ではありません)飛び、飛行機が引き裂かれることを恐れません。ただし、彼らはレーダーで特定できる厳しい天候と剪断の「ホットスポット」をつねに監視しており、非常に厳しい場合は回避しています。
(https://www.omao.noaa.gov/connect/faq/why-arent-noaas-hurricane-hunter-planes-torn-apart-storm)
「海洋大気庁でハリケーン・ハンターとして40~
「でも、ハリケーンの目に出ると、そこは穏やかで、
● A handful of “hurricane hunters” are paid to fly directly into storms. Here’s what it’s like
(ニュースサイトQUARTZ 2017年9月16日)
●NOAA Hurricane Hunter Flight into Hurricane Irma(2017年9月5日)
https://www.youtube.com/watch?
https://www.youtube.com/watch?
https://www.youtube.com/watch?
「もっとも、台風に接近したら、フィクションにあるような、
● 台風観測、なぜあえて飛行機で? 計画主導者とパイロットに聞く、理由やリスクとそのリアル
パラオでは「なにもなかった」 (乗りものニュース 2016年11月23日)
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