2013年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイクを果たした、能年玲奈改め女優・のん(27)。しかし、直後に引き起こした事務所独立騒動をきっかけに、その姿をすっかり見なくなっていたが、実は今のんの年収が軽く1億円を超えていると話題になっている。
テレビ干されてものんは“年収1億円超”
『あまちゃん』が国民的な大ヒットとなり、その後の活躍は約束されていたのんだが、2015年4月以降は開店休業状態。いわゆる、テレビ業界から“干された”形となった。
しかし、最近テレビをつけると、頻繁ではないものの、のんの姿を見かけるようになってきた。なぜなら、のんは今、さまざまなCMに出ているからだ。
テレビからNGを出されているとはいえ、誰もが知る存在であるのん。その知名度をいかして、岩手銀行や神戸新聞などローカル色の強いCMをゲットしていった。
すると、それが広告業界で話題となり、ロート製薬やユニクロ、グーグル、ゴディバ、ラクスル、警視庁など名立たる企業や官庁から依頼が殺到。
1本あたりのギャラを200万から高くても1000万円程度に抑えることが功を奏し、仕事が入りやすくなっているという。芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。
「のんさんが受けているCMのギャラは破格です。もし、大手事務所に所属していたら受けない値段でしょう。でも、のんさんはそうした小さな仕事をコツコツ積み重ねていくことで、次の仕事につなげています。その結果、今や年収は1億円を超えていると言われています。以前事務所に所属していた頃より稼いでいるのは確実です」
地道な努力が実ってか、のんはCMだけではなく、舞台や映画、ネットなどからも声が掛かるようになり、オファーが殺到しているという。
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ドラマ関係者に注目され再ブレイクの兆し
日本では長い間その姿を見かけることがなくなっていたが、のんはアジアで評価を上げていた。
中国ではユニクロのCMが流れていたことから知られた存在であり、また台湾やタイでは『あまちゃん』が放送されていて、認知度は高かった。
不遇な時代もアジアという活路を見つけ、腐ることなく活動していたのだ。
一方、日本ではCMなどに出演していくことで、少しずつ露出を増やしていった。
「人の目に触れる機会が多くなれば、それだけチャンスに巡り合うきっかけもできます。もともとは朝ドラで主演を張った女優ですから演技はお墨付きで、華もあります。なかなか大声では言える雰囲気ではなかったものの、業界関係者も注目していたようです」(前出・芸能記者)
のんが最後にテレビドラマに出演したのは、2014年に放送された『世にも奇妙な物語’14春の特別編 』。しかし、今後は再び女優として脚光を浴びることができるかもしれないという。
「最近ではNHKや民放のプロデューサーがのんさんに接触するようになっているようです。すでにドラマのオファーが届いているという話もあります」(前出・芸能記者)
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もしかしたら、近々テレビドラマや映画で「じぇじぇじぇ」と驚くような復活があるかもしれない。