交通費は確定申告の「医療費控除」対象に!
今回の新型コロナウィルス感染症で、病院までの移動などで介護用タクシーを使ったり、隔離期間が終わってからも通院などで交通費がかかったりした場合は、確定申告の医療費控除の対象になります。
領収書を補完しておくのが望ましいのですが、領収書などがない場合は利用日と利用した区間などがわかるようにしておきましょう。
「確定申告なんて面倒くさい」という人もいるかもしれませんが、自宅のパソコンから国税庁のホームページにアクセスし、確定申告作成コーナーで必要な数字を入れるだけで簡単に計算ができます。
また「医療費控除」は、同じく国税庁の確定申告作成コーナーの「医療費集計フォーム」を活用すると、こちらも手間なくすぐにできます。
■お金持ちになる人、ならない人のたった一つの違い
実は、新型コロナウィルス感染症の保険会社への申請も、確定申告の医療費控除申請も、意外とやらない人は多いのです。というのも、多くの人は「今、お金に困っていないから」です。ここがお金持ちになる人とならない人の差です。
そもそも新型コロナウィルス感染症の保険会社への申請について、知らない人も多いです。逆に、知っている人は早々に保険会社に連絡し、給付金を受け取っています。
お金持ちになる人というのは、情報感度が高く、気になる情報があればすぐに自分で調べて情報を整理します。それに対して、いつまでたってもお金が貯まらない人というのは、いくら人から「お得な情報」を教えてもらっても、動かないのです。
もちろん、もうすでに十分な貯金があり、一生お金には困らない生活をしているため受け取らなくていいという人もいるかもしれません。しかし、実際には「もっとお金があったらいいのに」と思いながら生活している人がほとんどです。
保険会社への連絡も、受け取る金額が大きければ申請するけど、わずか数千円だったら申請しない人も多いでしょう。
つまり、目先のお金の金額に左右されて「行動する」「行動しない」を決めているのです。お金が貯まる人は、金額にかかわらず、まずは情報を集める。受け取れるお金があれば面倒くさがらず申請する。これによってこの先のお金の貯まり具合が大きく変わってくるのです。
そう考えると、お金持ちになる人というのは、普段から細かいことでもきっちりと面倒くさがらずやる習慣がついているといえるかもしれませんね。
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