北方領土問題も解決か。ウクライナへの「武器援助」で達成される日本の悲願

 

そして、今、ウクライナや欧州は、暖冬であり、昼間は12℃の気温であり、凍結しないために、装甲車が使えない状態であり、戦闘上は問題があるが、プーチンの天然ガス供給断でのエネルギー危機を欧州で起こし、ロシアの天然ガス供給を望む欧州からの声で、ウクライナ戦争を有利にする戦略は、失敗になったようである。

暖冬で、エネルギー消費が多くなく、欧州各国ともに、この冬はLNGガスで間に合いそうである。また、ウクライナは、各国から支援された518基のボイラーハウスをすべて稼働させている。極寒でも軍・民間の需要に応える準備ができているという。

ロシア国内で、火災が頻発しているが、ウクライナに味方する「自由ロシア軍」は、361の地域にいて、今までに1,867回活動をしたという。火災の多くがこの破壊工作なのであろう。

最後に、岸田首相とゼレンスキー大統領が電話会談をして、キーウに岸田首相は招聘された。G7のうち5ケ国を相次いで訪問し、5月に広島市で開くG7首脳会議に向けて、議長を務める首相は各国首脳に協力を要請するが、その途中でキーウに立ち寄るのであろうか。

日本は、ウクライナが勝てば、北方四島が返還されるので、武器援助の投資に見合うことになる。米国や欧州とは違い、より直接的なメリットが日本には存在するということを見る必要がある。

さあ、どうなりますか?

(『国際戦略コラム有料版』2023年1月9日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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image by: 首相官邸

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