頑張っているのに成果が出ない人が使っている「ダ行」の言葉

Group of people rise hands . Mixed media
 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

既存の顧客に対して、指示されていないのに忖度をしてページを増やした経験があるセールスは68%いました

78%の意思決定者は、「パッと分かる資料」を好んでいる

「10秒程度で要点が分かる資料」が「分かりやすい」と判定されやすい

25.3%の顧客がリモートプレゼンを希望しています

5%セールスの61%は「プレゼンが苦手」

相手に好印象を与えるポイントは、「聞いている姿を相手に見せること」

(資料で)使用する色の数は少ない傾向にありました。5%セールスの資料は3色以内である割合が55%で、95%セールスは29%でした

5%セールスは「相手にメモをとらせたい言葉を事前に決めている」

「頑張っているが成果が出ない人」のよく使う言葉を調べてみると、「ダ行」で発言を始めることが多いことが分かりました。「だけど」「でも」「ですが」「どうしても」といった言葉を使ってしまうのです

5%セールスは「サ行」で褒める(「さすが」「知らなかったです」「素敵ですね」など)

5%セールスはGEP客を「相手にしない」
GEP=Good Enough Perception(十分満足の人)

5%セールスのスライドでは、挿入される画像が4点以内

5%セールスが顧客に提示するストーリーは、以下の流れでした。
(1)疑問→(2)調査→(3)解釈→(4)本質→(5)変化

◆自己紹介
一般セールスとの違いは、部署名の説明が少なく(もしくはまったくなく)、会社の実績の説明が含まれている確率が一般セールスの3,7倍でした

5%セールスがさりげなくやっていたFECの質問
事実(Fact)+経験(Experience)+相手を気遣う質問(Care question)

協力してくれた人の上司にお礼を伝える

セールスで結果を出したい人はもちろんですが、経営者や営業マネジャーが読めば、さらにインパクトのある一冊だと思います。

会社全体でどういう営業体制を取って行くか、ヒントとなる一冊だと思います。

ぜひ、読んでみてください。

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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