ビッグモーターの“あくどい接客”を実体験。ゲンナリした「悪徳商法」並みのやり口とは?
相手を不安にさせて売る、これは…!?
「じゃあ、このボディーコーティングの13万。こんなの要らないので、これは削れますよね?」 ※値段はおよそです。
「はい、それは削れますが……」
「じゃあ、削ってください」
「でも、本当にいいんですか?今はコーティングしておかないと、後で凄く後悔することが多いですよ。飛び石で傷がついたり、太陽で日焼けして色が変わったり」
「そんなのないですよ(苦笑)」 ←僕、バッサリ(笑)
「先日もそれで修理することになった方がいらして、やっておけばよかった。返って高くついちゃったって、仰っていました」
「いえ、うちは大丈夫ですから(笑)」
「じゃあ、削りますけど、毎月2回は必ずワックスをかけてくださいね。でないと、ボディーの小さなキズからサビが出たりして、修理代が物凄くかかりますよ」
「大丈夫です。今の車、5年はワックスしてないですが、サビなんか出てないです(笑)」
これが違和感その3。この話は車に詳しくないご年配の方や女性だと、「そうなんですか……。じゃあ、やります」となる話の進め方ですよね。
「相手を不安にさせて売り上げる」
これは悪徳商法、基本中の基本です(笑)←覚えておいてね!
そして、トドメがこちら。
「ありがとうございます。じゃあ、この見積もりを印刷して頂けますでしょうか?」
「あっ、印刷はできないんですよ」
「えっ、なぜですか?」
「印刷すると、有効期間がいつまでとかわからなくなるので、よくないんです」
もう、意味がわかりません。見積もりを印刷して渡さない会社なんて聞いたことがないですーっ!見積もりには、「お見積り有効期限 ○月○日」などの記載が入っているもので、それを入れたらいいだけです。
要するに印刷して残したくない。明細項目に、わかる人には見られたくないものがある、ということでしょう。
違和感だらけの小一時間で、僕はビッグモーターを後にしたのでした。
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