ストレスを受けたとき、絶対にやってはいけない「最悪の発散法」

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ストレス社会ともいわれる現代、うまく付き合っていかないと心も疲れてしまいますよね。そこで、今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、最高のストレス発散法を紹介しています。

最高のストレス発散法と、最悪のストレス発散法

最悪のストレス発散法

まず1つ目に、「抑圧」という心理作用があります。

これは、ストレスがたまったとき「とにかくガマンする」ことを指します。

これを繰り返していると、人はどんどん気持ちが落ち込んでしまいます。

そして行き過ぎた抑圧の結果、うつ病などの精神疾患を発症する場合もあります。

よって、ストレスを抑圧し過ぎるのは良いことではありません。

では「抑圧」しない場合の行動について見ていきましょう。

これが2つ目、「置き換え」です。

これはまさに、ジャイアンにいじめられたスネ夫がのび太をいじめる構図と同じです。

ストレスを感じたときに「他の人を攻撃対象にする」という方法です。

上司にイヤミを言われた中間管理職が、自分の部下にイヤミを言うのも、「置き換え」です。

しかしながら、この方法では別の人を攻撃することになり、あちこちで人間関係がどんどん悪くなります。

では、「モノに当たって発散すれば良いのか」というと、それも違います。

実は、ストレスを抱えた人が物を殴ると、気持ちを発散できるのかを調べた実心理学実験があります。

すると、ものを殴った人は全く気持ちを発散できておらず、かえって攻撃的な気持ちやストレスがより高まったという結果になりました。

攻撃的な気持ちやストレスを物や人にぶつけて発散しても、実はあまり意味がないのです。

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