ぐるなび、食べログ、そしてGoogle。地方の大箱居酒屋がコロナ禍“3年の空白”からV字回復するため強化したこと

 

■もう一度習慣を作る

今までは特に販促する必要もなく、「宴会ならここ」というポジションでした。

しかし。

これが3年も空白になると幹事さんも変われば価値も伝わっていないのでゼロからのスタート。

でもこれは他社さんも一緒。

そのため、徹底して媒体強化です。

  • ぐるなび
  • 食べログ
  • ホットペッパー
  • 自社サイト
  • グーグル

コテコテですがそれを全て宴会仕様に。

  • 予約数=アクセス数×予約率

上記で見たときに予約率は「1%」を基準設定。

  • プランの細分化
    →食事だけ、通常飲み放題、豪華な飲み放題
  • 座席写真の見える化
    →最新写真で内装面の魅力訴求
  • サービス面の見える化
    →駅近や最大収容人数や送迎案内など
  • ネット予約のフル開放
    →全媒体フル開放で予約を取り切る体制

こんな感じです。

めっちゃシンプルですし、コロナ禍前は宴会に強い店はどこもやりましたよね。

ただこれがパコーンとハマりました。

同業他社が宴会訴求が遅れたり、UXが悪いまんまだったり。

宴会を探し始めた幹事様にとって、最も魅力が伝わりやすくなった。

これで宴会売上を伸ばす事ができました。

■今で宴会はどれくらい?

売上構成比率で50%くらいです。だいぶ戻ってきましたね。

今年の3-4月に関してもまだ同業が遅いので、ここは伸ばし切れるチャンスは大きいです。

ここで顧客管理をしっかりリスタートさせ、宴会においてもLTV最大化を狙っていきます──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年2月26日号より一部抜粋。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録の上、2月分のバックナンバーをお求め下さい)

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

堀部太一この著者の記事一覧

関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ 』

【著者】 堀部太一 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】

print
いま読まれてます

  • ぐるなび、食べログ、そしてGoogle。地方の大箱居酒屋がコロナ禍“3年の空白”からV字回復するため強化したこと
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け