科学者も太鼓判。なぜ健康のために「自撮り」が役立つのか?

shutterstock_176961599
 

人間、健康な時にはそれを当たり前だと感じてしまい、自分の身体の状態を事細かに把握しようとしないものです。しかし、無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』の著者で科学者のくられさんは、普段から自分の健康状態をチェックするのが重要とし、そのために「セルフィー」、自分自身を撮影することを勧めています。自分の姿を撮影することが健康維持に繋がる理由とは?

暮らしの科学 健康のためには健康時の自分を知る必要がある

健康なときに自分の体調を気にする人は基本的にいません。健康というのは何物にも代えがたいが、当たり前の幸福の一部なので、それを認識するためには、病気になったり大けがをしなければ分からず、それでも回復すると忘れてしまうものです。

とはいえ、ダイエットにせよ、筋力低下にせよ、そして老化に肥満といった体の変化というのは、ゆっくり起こってくるものなので、状態を把握することが大事です。

そうすることで、顔が太って見えても、それがただの浮腫(むくみ)なのか、肥満なのか、もしくは病的な浮腫なのかということも見えてきて、大病を早めに発見することにもなるわけです。

故に、普段から、自分の健康状態や、呼吸器の能力、性的な能力、その他諸々の体の能力には目を光らせておくべきです。特に25歳からは人間はマジで高速で老化するので、ケアをすればその分は報われ、何もケアをしないで放置して老いて不健康になっている人と、そうでない人の差は歴然としたものとなり、10年でその差は決定的になり、20年では後戻りは不可能な領域へ、30年では死んでも後悔しきれない差となっていくわけです。

なので、普段からの自分の身体能力を維持(できれば向上)させるための、運動。運動もただレシピ通りにやるのではなく、この状態でどれくらい息が上がったかという意識を持つことです。

print
いま読まれてます

  • 科学者も太鼓判。なぜ健康のために「自撮り」が役立つのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け