「電力自由化」を使って得してる企業、知らずに損してる企業

電力自由化
 

最近、テレビでも繰り返し放送されている電力自由化に関するコマーシャル。家庭用はすでに導入されている方も多いと思いますが、実は会社も年間で大きな経費節減になるかもしれないのです。無料メルマガ『不動産屋が教える!賃貸オフィスの借り方虎の巻!』では、オフィスも「電力自由化」をうまく使えば年間でかなりの節約になる事例を紹介。余ったお金を従業員に還元してくださいよ、経営者のみなさん!

オフィスの電力会社を切り替えると、リスクなくコストを削減できる!

電力小売り全面自由化で、電力会社が切り替えができるようになったことはみなさんご存知だと思います。東京ガスのCMもよく流れてますよね。

電力会社を切り替えるといっても、電力の小売り部分の自由化になるため、送電網は以前と同じ東京電力等の電力会社の送電網を使います。

また、発電部分も行っている会社もありますが、同じ送電網を使うため、ある電力会社の電気だけが停電するということはありません。万が一、その会社が倒産したとしても電気は届きます

つまり、デメリットは基本的にはありません。そして、電気料金が安くなるというメリットを受けられます!

オフィスの電力会社切替ができるポイント

家庭用は盛り上がっている電力会社の切り替えですが、オフィスもできるのでしょうか? 答えは、オフィスの場合物件によります

多くのオフィスビルでは、電気はビルオーナーが契約をして、そこから各テナントさんに請求をしています。この場合、電力会社と契約をしているのはビルオーナーなので、切替はできません。

ただ、マンション物件をオフィスにしているなど、電力会社を直接契約をしているオフィスであれば、電力会社の切り替えが可能です。

見分けるポイントは、電気代の請求書が電力会社からきているかどうか? です。もし、ビルオーナーさんから請求書が来ているようだと、切り替えはできません。

切り替えた場合のコストシミュレーション

こちらはとあるビルの電気契約を切り替えた場合のシミュレーションです。

  • 現状 :東京電力   電気代月額 7万5,730円
  • 切替後:坊ちゃん電力 電気代月額 6万3,826円

→差額 1万1,904円

1年で14万2,848円のコスト削減に!

まとめ

電力会社の切り替えでは、特にデメリットはありませんし、上記の坊ちゃん電力の場合、途中で元に戻したとしても、違約金はありませんので、本当にリスクは少ないです。また、割引率も高いのでおすすめです。

新電力会社を使ったことがないという方は、ぜひ検討してみてください。手間もびっくりするくらいありませんので、簡単でおすすめですよ!!

image by: Shutterstock

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