幽霊にまで間違えられたイチローに学ぶ、表に出ない努力の重要性

 

あらゆる業界において、素晴らしい成果を出している人たちを見る時には、その成果そのものに焦点が当たるので、ロングフェロー氏の言葉を借りると、突然の跳躍でその高み(成果)に到達したように感じてしまいます。しかし、素晴らしい成果を出している人たちのお話を聴いたり、書籍を読んだりすると、実は、表には出てこないところ、私たちの目には触れないところなどで、失敗の連続だったり、繰り返し努力していたり、何度も試してはやり直したり、そういったことが多くあります。

その成果を出した本人にとっては、その過程を努力などとは思っていないかもしれませんが、まさに、ロングフェロー氏の言葉にあるように、仲間が夜眠っている間に、懸命に上を目指して努力していると言えます。

イチロー選手の言葉として、このような言葉があります。

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

イチロー選手の逸話として、イチロー選手が在籍していた高校では、夜中にグラウンドにお化けが出ると、噂されていました。夜中、グラウンドに「ビュン、ビュン」という音が聞こえたそうです。そのお化けだと思われていた正体は、イチロー選手でした。真夜中の誰もいないグラウンドでイチロー選手が素振りを繰り返していたそうです。

イチロー選手に限らず、活躍しているスポーツ選手のお話を聴くと、人知れず猛練習を繰り返していたり、日常生活から摂生していたり、様々なことに挑戦してします。

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