誰が何のために…なぜかイタリアから届いた1本のオリーブオイル

 

Santa Maria Novellaの石鹸

サイト情報によれば、

ルネッサンス発祥の地、メディチ家の栄華を伝えるフィレンツェ市街の一角に、世界最古の薬局として800年もの歴史を誇るサンタ・マリア・ノヴェッラのプロダクトは「香りの芸術」と称されるフレグランス、伝統のレシピで作り続けられる「癒しの芸術品」。

 

その多くは、ヨーロッパの歴史とともに歩み、メディチ家ナポレオン、王侯貴族たち、現代でも多くの作家、俳優など著名人に愛されてきました。

とあります。

歴史が止まったかのような荘厳な雰囲気の本店はフィレンツェ中央駅から近く、買物を楽しむ観光客で大賑わい。この空間を楽しむだけでも価値があります。奥の部屋にはレオナルド・ダ・ヴィンチ愛用道具なども展示されています。

香水も有名だけど、なんといっても私のお気に入りは石鹸。好みは、オリーブとアーモンド。

アーモンドソープ

アーモンドソープ

自然素材だからでしょうか、きめ細かい泡がたっぷりと立ち、流すときの泡切れの良さが二重丸です。液体石鹸のような「嫌な残り方」がないので、もう手放せなくなりました。

また、ポプリと石鹸を混ぜ合わせた「タンスの虫除け」もとても良い。香りのバリエーションもいくつかあるので、その日の気分に合わせて。慌ただしい朝でも、いい気分でワイシャツに袖を通すことができます。クラシカルな美しい箱や布のポーチなど、同社はパッケージもとてもお洒落。プレゼントに使ったら、きっと喜ばれると思います。

Delonghiのコーヒーグラインダー

今でも長野の実家の2階で活躍している30年前のオイル・ヒーターに始まった私のデロンギ・ライフ。今回は意外と知られていない地味なヒット商品を。それは、焙煎したコーヒー豆を挽くグラインダーです。

コーン式コーヒーグラインダー

コーン式コーヒーグラインダー

今では簡単で便利なNespressoでエスプレッソを楽しむ毎日ですが(実はそれもデロンギ製)、かつてはプロのバリスタが使うマシンに憧れ、家庭用のエスプレッソ・コーヒーメーカーを何台も使い回していた私。素人が作るエスプレッソ・コーヒーに綺麗なクレマ(泡)を求めてこだわり抜いた結論は、豆そのものの扱いでした。

どんなに高圧の蒸気が出せても、肝心の豆(粉)がイケてなければ、けして美しいクレマは生まれません。では、何が大切か…、それが「なるべく引き立ての豆を」「良質なグラインダーで」「その都度挽いて淹れる」ことだったのです。

デロンギのアッパ―ラインのグラインダーは家庭用としては最高クラス。コーン式の歯がギリギリと時間をかけて均等に豆を挽いてくれます。コーヒーメーカーに付属しているようなグラインダーだと熱をもったり挽きムラができて細かい部分と粗い部分ができてしまうけれど、均一に挽けてしかも細かさ14段階調節できるのです。もちろん、エスプレッソを抽出するのは極細です。

ただし弱点が。それは、豆の中に石等が混ざっていた場合、コーンの間にはさまって、ぴくりとも動かなくなってしまうことです。私はかつて2回ほど修理に出し、その都度本体価格の半額くらいの金額で修理していました。それさえ気をつければ、毎回惚れ惚れするようなコーヒーの香りが部屋中に満ち、喉を楽しませてくれることでしょう。

このグラインダーに出会えてからというもの、ドリップコーヒー淹れる時にもこのグラインダーが大活躍。エスプレッソ用よりちょいと粗めに挽いて、あとは普通にドリップコーヒーを落とします。おうち美味しいコーヒーこだわる人なら、ぜひグラインダーにもこだわってみてくださいね!

image by: Bellissimo

 

イタリア・スローフード食材の旅
洗練されたイタリア食材直輸入ウェブショップ「ベリッシモ」。店長の体当たり食材探訪の旅で見つけてきた食材や雑貨をご紹介。イタリアフェアなどイベント情報も盛りだくさんでお届けします!
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • 誰が何のために…なぜかイタリアから届いた1本のオリーブオイル
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け