GW、いろいろな予定がおありでしょうが、奥さんの日頃の苦労をねぎらって、ご自宅の包丁をスパスパ切れるようにしてあげてはいかがでしょう。無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で、現役板前のgatugatu佐藤さんが20年間実践している包丁研ぎの方法を詳しく紹介しています。
99.9%スパスパ切れる! 包丁の研ぎ方
gatugatu佐藤です。今回は、『99.9%スパスパ切れる! 包丁の研ぎ方「3つのコツ」と「研ぎ方~切れ味の見方」」です!
こちらをご覧下さい(動画をご覧になれない場合は、下の写真説明を見てください)。
先日、読者さんの方に、「 素人なりに包丁を砥いでいるのですが、いまいち切れ味が悪く、うまく砥げません。つきましては、包丁の砥ぎ方を伝授していただきたくメールをしました」とメール頂きました。わざわざありがとうございます。ですので、今回は、「包丁の研ぎ方」です。
「99.9%スパスパ切れる!包丁の研ぎ方」を丸パクリすれば、あなたが使う包丁がほぼ確実にバッチリ切れるようになります。
包丁の研ぎ方は、料理と同じで、「コツ」があります。3つの「コツ」。この3つさえやっていれば、さほど包丁を研ぐことは難しくはありません。そして、ちゃんと切れるようになるので、「めんどくさ!」と思わなくなります。
で、家庭で使う包丁。多くの方は洋刀、「両刃の包丁」を使っていると思います。「文化包丁」などといったりします。包丁には、両刃の洋刀と片刃の和包丁がありますが、今回は「両刃の包丁」の研ぎ方です。
この包丁の研ぎ方は、私が20代前半の頃、包丁が上手く研げず、先輩に聞いたり、おやっさんに伝授されたり、自分なりに本などで調べ試行錯誤、実践しながらマスターした方法です。ほぼ確実に切れるようになるので20年以上続けて使っている方法。それをあなたは、熟知できます。3つの「コツ」を交えて詳しく説明します!
1.まず、砥石は、包丁を研ぐ日の前の晩にタップリの水に浸け、十分吸わせておきます。
2.できれば、砥石を置く台(レンガ、ブロックなど)を用意して下さい。
砥石が低いと包丁を握って動かすほうの手の甲が下に当たり、研ぎにくくなります。
3.3つの「コツ」1つ目は、「包丁の角度を広げすぎない!」です。
写真のように包丁を立てて研ぐと、研ぐべき刃の部分に砥石がしっかり当たりません。なかなか切れる刃が付かないです。砥石と包丁の間に10円玉が入るほどにまで倒してしっかり刃の部分が砥石に当たるようにします。
4. 3つの「コツ」2つ目は、「3段階に分けて研ぐ」です。
包丁は、指を押えている部分とそのすぐ周辺しか研げません。刃先、中央、刃元と、押える部分を分けて順番に研ぐわけです。
5.3つの「コツ」3つ目。「かえりをしっかり取る!」です。
「かえり」とは、刃がしっかり研げると鋭角になった刃先が研いだ側と反対にそり返ってくる針金のようなものです。写真がわかりにくいですが、刃の先にちょろんと付いている細い針金のような部分が「かえり」です。
6.刃先部の刃から研いでいきます。人さし指、中指で刃に近い位置を押さえ固定します。
刃の真上は指を切るので、少し上の位置に固定して下さい。10円玉ほど浮かして固定。包丁の角度は約45度。目安は30回ずつ。砥石の奥から手前まで全体を使い、押して引いて1回。これを30回繰り返します。
7.次、中央、30回。
8.刃元も30回。
9.片面研いだところで「かえり」が出ているか、確認します。
指で下から上に刃の先端部に向かって沿わせると反返っている感覚がわかると思います。これが感じれば「かえり」が出ているので、反対の刃を研ぎます。出てない場合は、「かえり」が出るまで再度刃先、中央、刃元の順で研ぎます。
10.次は、裏返して反対側を研ぎます。
刃先30回。
11.中央30回。
12.反対側の刃元部分は、斜めにすると刃が砥石に当たらないので、真横にします。しっかりは先を押さえたまま研ぎます。
この後、「かえり」を確認し、出ていれば次へ。
13.「かえり」を取ります。
新聞紙を丸めて、押し切り、引き切りを2、3回繰り返します。これで綺麗に取れます(一応「目視」で取れているか確認してください)。
14.「切れ味の見方」は、爪に当てます。
親指爪にカツカツカツと当て、引っかかるような感覚があれば良く切れます。爪の上をすべるような感覚の時は、まだ”切れる刃”が付いてないので、再度研ぎます。「かえり」も付いたままの可能性があるのでよく見て取ります。
15.「切れ味の見方」 もうひとつは、「トマトを切ってみる」です。
トマトの皮にスッと刃が切り込めれば、間違いなく切れるようになっています。
是非! やってみて下さい! 自分で包丁が研げるようになります!
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